いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

冷たい雨の立ち番

藤沢から修善寺へ出勤。辻堂駅からいつもの沼津行きの電車に乗ったときは曇り空だったが、伊豆箱根鉄道の原木駅を過ぎたあたりで車窓に傘をさす人が見えだした。修善寺駅に着くころには雨もだいぶ本格的な降りになっていた。

そんな雨の中で、傘を手に持ち腕に腕章を巻いた先生方が、登校する生徒一人ひとりに声をかけている。おはよう、おはよう、おはよう…。駅前、三叉路、駅反対側の歩道、踏切、その手前の横断歩道のこっち側と向こう側。総勢6人もの先生方が傘の列に声をかけ続ける。その列の中に混ざった私にも声がかかる。ここだけ、おはようではなく、おはようございますである。私はまだ打ち合わせで紹介してもらっていないので、私が同じ職場に努める非常勤だということをたぶん立ち番の先生方は知らない。私の格好がいかにもな格好だし、生徒と同じ方向に同じ速度で歩いているから、容易にそれと察して挨拶をくれたのかもしれない。そうでないかもしれないが、いずれにしても、通りすがるいろんな人に声をかけるという挨拶文化はここにも根付いている。

挨拶をされたら挨拶を返す。一般的にはそれが常識なのだが、中には挨拶が返ってこないことも往々にしてある。そういうときは気持ちがすぼむ。めげる。それでもへこたれないのが先生という職業。地域に愛される学校にしようと身を惜しまない努力をされる先生方に心のエールを送ります。冷たい雨の中の立ち番、お疲れさまでした。

徒歩17,182歩。

写真は、田京の中華料理「大連」のAランチ。520円。職場を出たのが午前11時を少し回ったところ。修善寺の店はまだランチの準備ができていないだろうし、雨の中をぶらぶらしながら店の開くのを待つ気もなかったので、電車で田京まで戻ることにした。月曜といえば田京の「大連」。この店は月曜が20%オフで、昼時は満席で入れないこともあるのだが、今日は正午前だったので楽々席に就くことができた。テーブルに出てくるのも早い。久々にボリュームあるランチをいただきました。春霖や近くの山を遠くして(あ)

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