いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

第3回いずぃなりの会

午前中、大場の病院へ行く。前回の検査から半年経ったので今日は採血をします。はい、腕を出して。ちょっとちくっとしますよ。ちくっ。(あれ? 血が出てきませんよ、針先をぐりぐり刺激しても一滴も出てこない)。腕を変えましょう、はい、右腕を出して。ちくっ。(ん? こっちも出ない、おかしいな、注射器を替えてみましょう、おっ、やっと出た)。

採血で血が出なかったのは初めてだ。最初は左腕で出ず、腕を右に変えても出ず、注射器の真空採血管を別なのに替えてようやく採血できた。だがしかし、二本目までは調子よかったのに、三本目になったらまた出なくなった。針先で血管を持ち上げたり、より奥へ差し込んでみたりするが、それでも出ない。いいです、他の採血管から補充しますからということで、採血は不十分なまま終了。考えてみれば、血管を血が流れていないわけがなく、それで血が採れないというのは注射器の欠陥としか思えない。看護師は申し訳なさそうな顔をしていたが、痛い目をみるのはこっちですからね。もっとしっかりしていただかないと困ります。
午後4時過ぎ、横浜に勤めていたときの元同僚たちを伊豆長岡駅に迎える。一年ぶりに会う懐かしい面々。みんなお変わりなくお元気そうで何よりです。去年は湯屋光林の露天風呂に浸かったが、今年はサンバレー伊豆長岡の夢殿の湯を楽しむ。当てにしていた駅前のタクシーがちょうど出払っていたので、夢殿まで狩野川の土手をてくてく歩くことにした。伊豆へ来たら歩け歩けの大人の遠足になるのは覚悟の皆さんだから、34分のウォーキングなんてへっちゃらさという顔つき。万歩計の歩数を確かめ合う声はどこか晴れやかな感じがした。
去年と同じスーパーで買い出し、タクシーで家まで。折悪しく中央道が事故で通行止めとなり、スーパー前の道は大渋滞。やむなく千歳橋を迂回して一つ修善寺寄りの大門橋渡ったために、タクシー料金が通常の倍近くになってしまった。
夕食は定番のせんべい汁。この会には欠かせない鍋料理である。そこへ今年は新しい料理が加わった。料理というほどのものではないが、二握りの塩をまぶして浅漬けにしたキクイモを出したところ、これが大人気。バリバリボリボリの大合唱で盛り上がること盛り上がること。主役のせんべい汁も影が薄くなってしまいました。
かつて机を並べた七人が、囲炉裏を囲んで酒を酌み交わし、桜に負けじと思い出話に花を咲かせ、しばし旧交を温めたことだった。
来年またやるからね。キクイモ漬けて待ってるだあよ。
ホテルサンバレー伊豆長岡(16:40)多数。徒歩11,913歩。
写真は、 囲炉裏の上のせんべい汁。この鉄鍋のせんべい汁がなかなか煮えず、伊豆の国ビールで乾杯、本格焼酎「佐藤」のお湯割りユズ割り、泡盛「残波」のロック二杯三杯と進んでもまだ煮えず。いい加減できあがったところで、ようやくぐつぐつ煮え出した。それ今だ、せんべいを割って入れろと手分けしてせんべいを入れたら、ご覧のとおり、あっという間に鍋は食いきれないほどのせんべいで埋め尽くされてしまった。ちょっとちょっと、いくらなんでも入れ過ぎだべさ。囲炉裏鍋囲み煮詰まる懐かしさ(あ) 

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