いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

小田原で孫と遊ぶ

朝から小田原で孫の世話。

小田原には午前7時過ぎに着く。7時半まで着てくれとのことだったが、少し早く着きすぎたようだ。7時半を過ぎて、ママは車で、パパはそれよりやや遅れてバイクで仕事に出かけていく。走り去るパパのバイクを孫娘が走って追いかける。危ないよ、と後ろから声をかけたら、平気だよいつもこうしてるもん、とケロリと言う。パパのことが好きなんだね。

上の孫がバドミントンやろ、と言って私にラケットを渡した。私が小田原に到着したらバドミントンをやるんだと手ぐすね引いていたようだ。ラケットにはKAWASAKIと印されてある。おっ、ラケットの老舗だね。羽根はだいぶくたびれているけれど、これまた本物のシャトルコック。安易な玩具のバドミントンセットでないところがいかにも娘夫婦らしい。下の孫娘もやりたがっていたが、お兄ちゃんに、お前は下手くそだからダメと言われ、すごすご引き下がって応援に回る。と、駐車場のコンクリートにチョークで絵を描き出した。何描いてるの? 応援する人。10人ほどの人物画を描いて、お兄ちゃんがんばれと吹き出しも書き添えた。子どものこういう豊かな発想には、ほんと驚かされます。

ひとしきりバドミントンをした後、上の孫はマリオゲームをするんだと言って家の中に引っ込む。孫娘はそういうゲームには興味がないらしく、めだか公園に行こうと私を誘う。誘ったくせに自分はとっとと自転車で 行ってしまい、こっちは置いてけぼり。ゆっくり追いかけると孫娘は、この前自分が卒園したばかりの幼稚園の曲がり角で私を待っていてくれた。ここから先の道は分からないだろうという境目をちゃんと心得ていた。実際私はめだか公園がどこにあるか知らなかったし、知っているのは幼稚園までの行き方だけだった。

めだか公園はそこから歩いて5分ほどのところにあった。時期がまだ早かったのか、水面にめだかの姿はない。私が子どものころ、実家近くの池にめだかの群れを見たのはいつだったろう。5月か、6月か、7月か…。孫娘の、水面を覗き込む姿を見守りながら、夢中になってめだかを網ですくったあのころを思い出していた。

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午後は、車で20分ほどのところにある「県立21世紀の森」で森林浴を楽しむ。この施設は南足柄の山の中にあるせいか、日曜なのに利用客はまばら。初めて行ったが、本格的な木工の体験もできるし、意外に行楽の穴場かもしれない。

徒歩10,578歩。

写真は、「21世紀の森」のハイキングコースを元気に歩く孫。街なかを歩くときはすぐに抱っこやおんぶをせがんでくる孫娘も、森の中だとこうして自分の足で歩く。歩くのって楽しいという感じが伝わってくる。これが森林浴効果なのでしょうか。新鮮な空気を胸いっぱい吸い込んで、すくすくと大きく伸びていくんだよ。幼子の歩の伸びやかに山笑う(あ)

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