いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

職場のプリンタを伊豆に運ぶ

秦野の講師部屋に置いてあったプリンタを伊豆の家へ運んだ。今ではほとんど使わなくなったHP(ヒューレット・パッカード)社のインクジェットプリンタである。

秦野の1年目に担当した科目の一つがその学校のオリジナル科目で、教科書がなかったために毎回プリントを作っていた。家でプリントアウトしたのを職場に持って行ってもよかったが、家だとプリンタの置き場所に困るし、用途はその科目のプリントアウト用だけだから、それならば職場に置いておけということで、これまで置かせてもらっていた。

しかし、2年目はオリジナル科目の担当から外れ、プリンタは全く無用のものになっていた。いずれ伊豆へ運ばなくてはと思いながらなかなか機会がなく(その気がなく)、やっとのことで今日になったという次第。

トートバッグに入れて伊豆長岡駅まで運ぶ。駅から家まで自転車ではとても運べないので、一旦駅のコインロッカーに預けておいて、後でバイクで取りに来ようと考えた。ところがプリンタは300円のロッカーに入らない。500円のところでないとダメと来た。ならばタクシーで運んでも料金的には大差なかろうというわけで、結局プリンタはタクシーで運んできた。タクシーを家の前に横付けてもらったら1,020円だと言う。てっきり一つ前のメーター料金だと思って、釣りはいらないよと言うつもりで千円札を手に用意していたのに、なんてこった。慌てて20円を足して運転手に渡す。タクシー料金が千円を超えるなんて初めてだぞ。一体いつからそうなったんだ?

あやめ湯(17:00)5→2人。徒歩6,402歩。自転車97kcal。

写真は、狩野川の土手に群生した土筆。湯の支度をし、自転車を駅まで取りに行くのに土手に回ったら、土手はもうご覧のとおり土筆だらけ。吉野弘の詩の一節「つくし 土筆 / 光をたっぷりふくませて / 光を春になすっています」を思い起こす。柔らかい春の日差しをたっぷり浴びて、土手いっぱいに生え揃っている。ホーホ、ケキョケキョ、河原の茂みからは鶯の鳴き声が聞こえてきた。川の流れが向かう富士山も霞がかって眠そう。今日は半袖でもいいくらいに、とても暖かい一日でした。来週辺りから桜公園の桜もほころび始めるだろうか。いよいよ春爛漫の伊豆である。つくしんぼ我を河原に下ろさぬか(あ)

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