いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

昨日のバスのこと

昨日、熱海から先のJR東海が強風でストップしたため、JR伊東線で伊東に出て、そこからバスで修善寺まで山越えした。

バスの所要時間はちょうど1時間。伊東市街を抜けて上り坂を伊東市民病院へ向かうまでは沿道に民家も並んでいたが、それから先はバス1台がやっと通れるくらいの昼なお暗い山道になる。冷川峠を下ると伊豆市に入る。ほどなくして伊豆スカイラインの冷川ICが見え、やがて見覚えのあるT字路に出た。左へ曲がると湯が島へ抜ける国道59号線だ。私が湧き水を汲みに行く貴僧坊はここを曲がる。後は中伊豆の里を大見川(狩野川の支流)沿いに走る。

と、ここで運転手がガムを噛み始めた。私は前のドアのいちばん前の席に座っていたから、胸ポケットからガムを取り出し、片手で器用に包装紙を解いて、マスクの下から口に含むまでの動きがよく見えた。

すわ、睡魔に襲われたか。瞬間、観光バス居眠り運転事件を思い浮かべて緊張した。乗客は私と、市民病院から乗り込んだ年配の男性の二人だけ。その男性は後部の座席で頭を沈めて眠っている。もしもの時は私がハンドルを操作することになるか。そんな、車なんて運転したことないぞ。どうする、どうする。落ち着け、落ち着け…。じっと運転手の顔とハンドルさばきを交互に観察する。やがて中伊豆ワイナリー入り口の交差点を青で通過、修善寺中学校の擁壁を擦らずに通過、バスは何事もなく修善寺駅に到着した。何のことはない、自分だけ勝手に惨劇のストーリーを頭に思い巡らせ、独りでどきどきしていただけだった。

そんなこんなで昨日は伊豆の家に着くのが遅かったので、湯屋へ行くのを止めて今日の朝湯となった。湯らっくすのゆの朝湯は初めてだけど、意外と混んでました。

東日本大震災発生から今日で4年目。犠牲になられた方々の御冥福を祈り、合掌。私も生きられるだけ生きていきます。

湯らっくすのゆ(9:10)2→5人。徒歩6,284歩。

写真は、ダッチオーブン第4弾「ベーコンとむき枝豆の煮込み」。アメリカの西部劇映画に出てきそうな料理。レシピには、豚バラ肉、大豆水煮缶詰、トマトジュースを使うと書いてあるが、それぞれ、ベーコン(前回の料理で余ったやつを冷凍しておいた)、冷凍むき枝豆、完熟ホールトマト(缶詰)に読み替えた。私はトマトジュースが苦手で、いっそ生のトマトをつぶして煮込もうとも思ったが、トマトは高い、高い。それで、たまたま88円で安売りしていた缶詰にした。むき枝豆は最初から今回の料理に使うつもりで、普通の冷凍枝豆と一緒に買っておいた。1袋178円。最後に砂糖を1さじ入れ忘れたが、私には甘さ控えめでちょうどよかった。今回は鍋替わりにデコレーションケーキの焼型を使ってみたが、これは結構いいですよ。焦げ目が付いて取れなかったらケーキ用にもう一個買ってこなくてはと思っていたが、買わずに済みました。夕焼けて焚き火に鍋のカウボーイ(あ)

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