いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

確定申告を終えた

朝からパソコンの画面とにらめっこ。もう一度最初からMountain Lionでe-Taxでの申告を試みる。この確定申告を終わらせないことには、伊豆の温泉に入りたくても入れない。明日は秦野へ勤務してそのまま伊豆へ行くつもりだから、何としても今日中に片付けてしまわなければいけない。これでダメだったら源泉徴収票と医療の領収書を持って税務署へ行こう。

昨日と同じく保存しておいたデータを読み込み、画面を慎重に確かめながら進めていく。さあ、問題の送信ボタンをクリックするところまで来た。ひと呼吸置いて、クリッ。すると「"Safari"がキーチェーン"JPKI-card#2"を使おうとしています。キーチェーンのパスワードを入力してください」と出た。

ほら来た、これが分からないのよ。そこで、公的個人認証サービスなるサイトにアクセスしてみたら、このパスワードは、「市区町村窓口にて電子証明書の発行を受ける際に、鍵ペア生成装置にて設定していただいた数字とアルファベット(大文字)の文字列(4文字から16文字まで)となります」とあった。思いつくパスワードを片っ端から入れていったがどれも外れ、しまいにはロックがかかってしまった。ロックを解除するには発行窓口へ行けという。ここでいよいよ諦めて税務署へ直接行くことにした。

午前10時過ぎに藤沢税務署に着いたら、入口の外まで行列ができていた。うわっ、これじゃ何時間待たされるか分からない。でも、ここまできたら並ぶしかない。いや並ぶ前に、せっかくだから市役所で住基カードのパスワードを再登録しておこう。そう思って先に市役所へ行った。市役所は税務署の向かいにある。

パスワードの再登録を済ませて税務署の列に並ぶ。市役所に行っている間に少しは列が短くなっていることを期待したが、列の長さは変わらなかった。ただ、流れの滞りはそれほど感じることなく、割とスムーズに建物に入ることができた。

建物の内は予想に違わず、人、人、人でごった返し、アルバイトの腕章を付けたスタッフが献身的に交通整理をしていた。フロアの半分を書類準備のブースとパソコン入力のブースとに分け、その迷路のように仕切られた順路を、同じ書類を持った人々がところてんが押されるように少しずつ移動していた。

スタッフの一人に、データは既にパソコン入力してあって送信できていないだけだと私の状況を伝えると、ならばこちらへどうぞと、パソコンの並んだブースの奥に案内された。そこにはe-Taxに接続されたパソコンが2台あって、これをお使いくださいと言い残してスタッフはまた元の混雑へ戻っていった。

パソコンの画面は、これまで何度となく見た画面で、何の問題もなく送信ボタンまでたどり着いた。そして何の問題もなくあっけなく送信できた。このやり方があると分かっていたら自宅のパソコンの前でうんうん悩まなくて済んだのに…。でもまあ今回は一つ勉強になったということで、めでたし、めでたし、としておきましょう。

徒歩12,232歩。

写真は、午前10時を過ぎた藤沢税務署前。確定申告の相談に駆けつける人がこんなにいたとは驚いた。まさか、これが初めて申告する人ばかりだとも思えない。中には毎年、列に並ぶ人もいるのではないか。ほんに毎年のことながら、しち面倒な手続きではある。申告の行列飽かずスマートフォン(あ)

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