いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

石焼き芋は大成功

ダッチオーブン石焼き芋を作ってみた。

まず初めにシーズニング。これは鉄鍋の慣らし作業のこと。この作業は、コーティングされた油分を鉄の表面から内部に浸透させ、さびや焦げに強い鍋に育てる第一歩の儀式なのだという。

鍋にサラダ油を垂らし、用意したくず野菜を放り込んで炒める。木べらで炒めていたら、鍋から煙がもうもうと立ち上がってきた。その煙があっという間に家中に立ち込め、慌てて窓という窓を全開にして煙を外に逃がす。シーズニングは煙が出るから野外でやれと買った本に書いてあったが、大したこともなかろうと薪ストーブでやったのがいけなかった。でも、野外は野外でセッティングが大変だから、どのみち薪ストーブでやるしかなかったのではあるが…。炒めたくず野菜が黒く焦げたところをみると、火力が強すぎたのかもしれない。火力を瞬時に調節できないのが薪ストーブの難点だ。

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くず野菜を鍋から取り出し、サラダ油を浸したキッチンペーパーで鍋の表面を拭く。それで、空になった鍋に溶岩の割石を敷いた。その上にアルミホイルで包んだサツマイモを1本寝かして蓋をする。20分経ったところで一度焼け具合をみてみようと思っていたが、枝豆をつまみながらウイスキーのお湯割りを呑んでいたら、そのことをすっかり忘れてしまっていた。1時間経って薪が燃え尽きた頃になってようやく気づき、鍋からサツマイモを取り出してパカンと割ってみると、おお、みごとな石焼き芋になっているではないか! 早速アツアツを口に含むと、とろけるような甘さがほくほくと口いっぱいに広がった。石焼き芋大成功。

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あやめ湯(16:30)3→4人。徒歩8,538歩。自転車22kcal。

写真は、庭の隅に顔を出したふきのとう。この脇にも点々と3つほどあったので、こいつで「ばっけ味噌」でも作ってみるか。「ばっけ」とは東北地方の方言で、ふきのとうのことをいう。斑雪の解けかかった地面からひょこっと顔をのぞかせて、待ちに待った春の訪れを告げるのである。ほろ苦き訛りの味やばっけ味噌(あ)

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