いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

そんなに急いでどうすんの

今日、藤沢に戻ったら、自宅マンション前の街路樹がすべて切り倒されていた。腰掛けられるくらいの高さの切り株が、年輪を露わにして5株ほど並んでいる。目の前を国道1号線のバイパスが走り、2020年にはこのバイパスの地下に横浜とつながる自動車専用道路が開通するという。100mほど茅ヶ崎寄りのところにはインターチェンジができるとも。そして、そちらの方の工事もすでに始まっている。とまれ、向こう5年間はこの道路工事がずっと続くということだ。

将来的には、新湘南バイパス圏央道を使うと、軽井沢と江ノ島が250分から170分に短縮されるとの話だが、リニアモーターカーしかり、狭い日本、そんなに急いでどうすんの。しかも、トンネルだらけで、車窓の景色も楽しめないし。

目的地により速く着くことが目的であってはつまらない。目が覚めたら目的地に着いていたというのでは感動も半減します。目的地点に達するのには、あれこれと時間をかけるのがいい。難儀しながらも途中の過程を楽しめるのがいい。人生もまたしかり。

徒歩9,271歩。自転車27kcal。

写真は、コンビニで売られていたキャベツ。一昨日、風呂屋の帰りにコンビニに寄ってみた。このコンビニは、地元の旬の採れたて野菜を安く提供してくれるので、よく立ち寄る。今日はどんな野菜が置いてあるかなと思って店に入ろうとしたら、軽トラックから降りてきた人が、袋に入ったキャベツをぶら下げて店に入って行った。キャベツは早速、店長の手で棚に並べられ、値札のシールが貼られていく。150円。採れたては朝とばかり思っていたが、夕方にも届けられるんだね。24時間営業のコンビニのなせる技だ。一玉買ってきて袋から取り出すと、雨滴が葉を濡らしていていかにも瑞々しい。葉を2枚はがして千切りにし、晩酌の一皿としたが、お湯割り2杯じゃ食いきれないくらいの盛りになってしまった。芯を拾ってかじったら、青臭い甘さが口いっぱいに広がった。青臭き言葉数々古日記(あ)

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