いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫のわがまま

今日の午前中、カミさんは孫娘とのチョコ作りを楽しみにしていた。昨日やるはずだったチョコ作りである。ところが、今朝になってカミさんの堪忍袋の緒が切れてしまった。

原因は上の孫のわがまま。朝起きるとすぐに、上の孫は昨日の続きの折り紙をやり出した。下の孫娘も一緒になって紙を折る。それは別にいいのだが、問題は、朝食の支度ができても一向に止めようとせず、カミさんの再三にわたる「早くご飯を食べなさい」という促しを聞かずに折り紙を続け、しまいには「ばあば、うるさい」とほざいたことにある。その間に、ちゃっかり者の孫娘はさっさと食事を済ませていた。

お兄ちゃんが「うるさい、うるさい、ああうるさい」と言ったところで、カミさんが切れた。「言うことを聞かないでわがままし放題の子は面倒を見切れませんから、今から小田原に帰ってもらいます。早く支度をなさい。帰りますよ」

本当にそうする剣幕だったので、カミさんをなだめる一方で孫を散歩に連れ出した。近くの小学校の校庭を横切り、引地川沿いを散歩。鯉が群れて泳いでいるのを見て、どうだ久々に鯉に餌をやるかと孫に振ったら乗ってきた。そこで近くのスーパーで食パンと一人1個のお菓子を買って来て、しばし鯉の餌やりを楽しむ。1時間半ほどして家に帰ったら、カミさんの荒い鼻息も多少は鎮まっていた。ところで、それ用にしこたま買ったチョコは、一体どこへ行ったのでしょう。

徒歩10,589歩。

写真は、引地川の鴨と鯉。孫が食パンを千切って鯉の群れに投げ与えると、どこからともなく鴨がサッと寄って来て、たちまちご覧のような争奪戦となった。写真には見えないが、鴨や鯉の他に鳩、カラス、雀までも寄って来ていた。鳩が、孫の投げそびれて散らかった食パンをつつき出すと、今度は欠片を鳩へ向かって投げ出す。すると鳩は、ウワッと群れて孫に襲いかかってきた。恐れをなした孫娘が、キャーと逃げようとして傍の石に蹴つまずいて転んだ。膝から血を流して泣いている。それを潮に餌やりは終了。さあ帰りましょうと歩き出したら、果たして孫娘は足が痛くて歩けないと抱っこをせがんできた。しょうがねえな、よいしょっ、と、お前また一段と肥えたな。春が来る転んで泣いて笑いなさい(あ)

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