いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫の好むコンビニ

昼前、孫を預かりに小田原へ向かう。孫の世話が始まると、それ以外の何もかもできなくなるため、藤沢を出る前までに今回のテストの解答欄をひとまず仕上げておいた。
カミさんは、孫娘と一緒にバレンタインのチョコを作るんだといって、やたら張り切っていた。昨日は午後8時になっても帰ってこないから、どうしたんだろうと思っていたら、湯煎するチョコをしこたま買い込んでいた由。ならば少し遅くなるからといった類の連絡をしてくれてもよさそうなものだが、カミさんと一緒になってこのかた、そんな連絡をもらったためしがない。だいたい私が、今日は飲み会で遅くなるだの、乗り越したから明日の朝一番で帰るだのといった連絡をしたことがないから、自然にカミさんの方も私に倣って連絡しないことにしてしまったのだろう。身から出た錆び。自縄自縛。亭主元気で留守がいい。
小田原に着いたら、孫二人が家の前の道路で凧揚げをしていた。こんな狭い道路で凧揚げなんて、一体どこの子だと思って見たら孫だった。停まった車に私とカミさんを見つけ、揃って笑顔で駆け寄ってくる。何ともかわいい、と思うのはその一瞬だけで、後は世話を焼かせるばかりの孫となる。
車が小田原を出るとすぐ、孫たちは結託してコンビニ、コンビニと騒ぎ出す。それが藤沢に着くまで続く。しつこい。コンビニは孫なりに好みがあるらしく、スリーエフは嫌だけどセブンイレブンならいいなどと生意気なことを言う。どうやらお菓子に付いてくる付録が目当てで、セブンイレブンの方がその種類が多いのらしい。一体全体、藤沢までの国道1号線沿いにコンビニがいくつあるか。その度に寄って、いや寄らないを繰り返す。それで藤沢に着く頃にはカミさんもへとへとになり、あれほど張り切っていたバレンタインのチョコ作りも、明日へお預けとなってしまうのでした。
徒歩1,483歩。
写真は、孫娘が折り紙で作ったハウス。大きな家を作りたい、大きな折り紙はないの? と上の孫が言う。ない、と言ったら、じゃあと言って4枚の折り紙をつないで大きくした。あたしも、と、下の孫娘も続く。それで大きな家を折り、先に折ってあったソファ、ベッド、テレビを飾っていった。上の孫は、これに加えてピアノ、テーブルを只今作成中。折り紙で作る二人の雛の家(あ)

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