いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫はものづくりが好き

藤沢で孫の世話。孫たちはすっかり伊豆へ行くつもりだったらしい。孫たちを後部座席のチャイルドシートに座らせ、白く雪に覆われた箱根連山を指して、ほれ、お山に雪が積もっているでしょ、この車は雪道を走ることができないから、今日は伊豆へ行けないの、と言っても、孫は、嫌だ嫌だ伊豆へ行くと駄々をこねる。そうだね、伊豆には秘密基地はあるし、ブランコには好きなだけ乗れるし、きれいな星は見られるし、火遊びはできるし、障子に穴は空け放題だし、たくさん好きなことができるものね。行きたい気持ちは分かるけど、また今度ね、あのお山の雪が解けたらね。

その代わり、好きなご本を買ってやろうと無理やりなだめて、孫を湘南T-SITEに連れて行った。正午過ぎで駐車場はほぼ満車。相変わらずの盛況である。3号館の絵本売り場に孫二人を解き放ったが、二人は絵本にまるで興味を示さない。分かっている。二人はおもちゃ売り場に行きたいのだ。ちょっとくらいは本に興味を持ってくれるかなと、釣りに例えれば「コマセを撒いた」つもりだったが、全く反応なし。やっぱりそうか。淡い期待は見事にかき消えてしまいました。

よし分かった、500円までだったら好きなおもちゃを買ってやる。そう言って東海道線を挟んだ反対側の湘南モールフィルに移動したら、下の孫娘は、スキップを踏みながら大型スーパーの中へ入っていった。それでちゃんと500円のおもちゃを見つけるのだから恐れ入る。

レジに向かう途中で折り紙の積まれたワゴンの脇を通った。100枚入りが88円。子どもはこういうのでいいんです。興味を示すかどうか分からなかったけれど、買って損はないと思い、カゴに2束忍ばせた。

家に帰って、孫が買ってきた500円のおもちゃで遊んでいるところへ、私が折り紙のサイトを見て折った犬の顔をポイと与えたら、これに孫が食いついた。パソコンの操作の仕方を教えると、インターネットを参考にしながら、自分たちでどんどん折り紙を折っていく。やはりうちの孫どもは、本よりも、お絵描きやものづくりの方が圧倒的に好きなようだ。3,030歩。

写真は、上の孫(小学2年)が作った折り紙。インターネットで作り方を確認し、自分で作った。褒めてやったら図に乗ってブランコに挑戦。しかし、さすがにブランコは難易度が高く、途中でギブアップ。次回再挑戦することになりました。ちなみに上の筒は「わっかひこうき」。ちゃんと飛びましたよ。金銀の色折り紙は折らないの(あ)

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