いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

システムなんぼのもんじゃ

伊豆から秦野へ出勤。秦野駅からバスに乗ろうとしたら、路面がかすかに、しかもまだらに濡れていた。夜来の雨が乾ききっていないのかなと思いながらバスを下りたら、白いものがひらりと目の前で舞った。この雪が路面をまだらに濡らしていたのか。積もる気配は全くなかったけれど、いずれまた昨年のようなドカ雪がこれから来るんだろうな。そしたら、新しく廊下の北側に作った屋根は持ちこたえられるだろうか…。優雅に舞う一、二片の雪を見ながらそう思った。

講師部屋で昨日のテストの採点。採点を終え、素点を入力しようとしたらロックがかかっていて入力できない。システム担当に尋ねると、出欠集計が終了するまでロックを外せないという。午後2時半以降にロックを解除するから、それまで待ってくれって、午後から病院に行かなくてはいけないんですけど。今日が無理であれば、明日でも構いませんが。明日は勤務日ではないので来ません。そうか、弱ったなあ。

弱っても、できないものはできない。システム上そうしなければいけないことは百も承知しているし、そういう点では担当の方に御同情申し上げる。しかし、このシステム自体は、非常勤講師を全くないがしろにしたものである。契約の勤務外の勤務を、結果的に強要してしまっている。システム化の名の下に、人間的感情を忘却の彼方に追いやり、冷徹に客観データを弾き出すためだけに執心している。担当者を悪く言っているのではない。悪いのはシステム化そのものである。客観データはいかにも科学的に見えるけれど、こと教育に関していえば、それがなんぼのもんじゃいという思いが私にはある。コンピュータで弾かれた数値に表れない「反科学的」な部分に目を向けてやるのが、そもそもの教育ではないのか。

話がそれた。システムではそうなっているので、そのようにお願いしますと言われ、個別的事情を無視されて、システムの通りにしなければいけないことに私は我慢がならないのである。非常勤講師の事情を問答無用で排除するシステムそのものに腹を立てているのである。いつでも入力できるようになぜできない。

湯らっくすのゆ(17:40)2→7。11,254歩。自転車96kcal。

写真は、庭の水仙。梅と同じでまだ蕾。来週は梅と水仙と一斉咲きか。水仙や孫の来るまでそのままで(あ)

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