いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ブレーキの危険な音

伊豆から秦野へ出勤。家を出てから自転車で一気に駆け下りる急坂は、途中で何度かブレーキをかけないと、そのまま空中に飛んでいきそうで危ない。その後輪のブレーキが、最近、シャリシャリという音がするようになった。

今乗っている自転車は、元は長男が藤沢にいるときに乗っていたもの。乗らなくなったからと言って私に譲ってくれたのだが、当時の私は、ちょっとした移動にもっぱら原付バイクを走らせていた。もらってはみたものの、置き場に困り、しばらく自転車はベランダで雨ざらしになっていた。そのうちカミさんが、処分するならするで何とかしないと(意訳:いつまで置いておくつもり? 邪魔くさいんだけど)。タイヤはぺしゃんこだけど、空気を入れればまだ乗れそうよ。もし乗るんだったら伊豆へ持っていって乗れば? と言って車で運んでくれたのが一昨年のいつだったか。

いつだったか忘れてしまったけれど、やがて原付バイクも伊豆へ引っ越してきてからは、自転車の出番は長岡駅までの通勤の足に限定されるようになった。それでも毎朝のブレーキの酷使は、ブレーキシューの磨耗を加速させてしまったようだ。シャリシャリという音が出るようになったら危ない。実際この前などは、急坂を下りきった交差点での停止が利かず、減速はしたものの、そのまま車道に鼻を突っ込んでしまった。たまたま車の往来がなかったからよかったけれど、あれで車に突っ込んだ日にゃ確実にあの世行きだ。死に方としては最悪ですね。

人間誰でもいつかは死ぬ。生まれ方は選べないけど、死に方はある程度選ぼうと思えば選べる。できれば死に方くらいは自分で選びたい。突然の事故死は論外で、私の美学が許さない。気がついたら(?)死んでいた。これが私にとっての理想的な死に方である。その日がいつかは私にも分からないが…。徒歩6,002歩。自転車199kcal。

写真は、「湯らっくすのゆ」の休憩室。9畳の広さで、湯上がりにごろんと横になって本を読めるのがいい。このテーブルに生ビールと枝豆があれば言うことなしだが、そうもいかない。本を読みながら濡れた髪が乾くのを待つのがよろし。湯上がりの髪乾くまで文庫など(あ)

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