いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

修繕の長男の感想

風邪を引いたようだ。悪寒はないのだが、声が出ない。元日にそれらしい兆候があって、鼻水がジョボジョボ出て止まらないから葛根湯を飲んで寝た。そのタイミングで、長男が伊豆の家を見てみたいと言ってきたので、ならば、熱い温泉に浸かって風邪を治してしまえ、と都合のいいことを考えたが、そう簡単に事は運ばない。岩盤浴でもラドン浴でも声は復活しなかった。幸い悪寒がないので、体の具合は楽。

昨夜は、長男と外で晩飯を食った後、タクシーで家に戻ってきた。それで、長男に家の修繕箇所を一つひとつ説明していったのだが、途中から、そんなことはどうでもいいから早く床に就きたいという素振りを見せたので、デッキからの夜景をむりやり見せて、続きを今日に回して寝た。

今朝は5時過ぎに目が覚める。急いでストーブに薪をくべて部屋を暖める。夜型の長男がおいそれと起きてこないことは分かっていたが、暖気を2階に上げるのと、私自身が暖を取るために薪をくべる。

長男は、今日は沼津の友達を訪ね、ついでに近くの沼津港の市場を覗いてみるようなことを言っていた。何時に出かけるのかはっきりしなかったからそのまま寝かせていたら、9時過ぎになって2階からのこのこ降りてきた。昨日の修繕の話の続きをしようと思ったが、長男の寝ぼけ眼を見て止めた。仕切り直すと話の接ぎ穂を失ってしまう。まあ、無理して聞かせるほどのことでもないから、いいや。

家を出るときに放置の庭を見てもらった。そうしたら、勤めている人は庭を手入れする時間がないからね、って、よく分かっているじゃないの。最後に修繕の全体的な感想を訊いたら、デッキはよく出来ている、だって。デッキは私ではなく大工さんが作ったんだってば。徒歩7,654歩。自転車391kcal。

写真は、狩野川に映った逆さ富士。朝、長男を駅まで見送るために土手を歩いていたら、長男がパッと気づいた。普段は空に聳える富士山ばかり見ていて、川面の逆さ富士富士には全く気づかなかった。いつも見ている風景なのに、まだまだ見えていない部分ってあるんだなあ。見えていなければ、見えない。そんな当たり前のことに改めて感じ入った次第。逆さ富士川鵜の栖脅かす(あ)

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