いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

川霧の中を歩く

朝の電車の中でブログの下書きを手直ししていたら、三島田町駅で降りるのを忘れた。三島広小路というアナウンスでハッと気づき、仕方がないからそのまま三島駅まで乗る。それでそのまま改札を出ればよかったものを、何を勘違いしたか、ホーム向かいの修善寺行きに飛び乗ってしまった。で、三島田町駅までわざわざ戻る。

なぜそんな頓珍漢なことをしたのだろう。乗り越し料金を払って三島駅で下りればよかったではないか。それを払うのが惜しかったのか? いや、それはない。たかだか140円を惜しむはずがない。三島駅南口から歩いても、時間的に職場の門がまだ開いていない時間だということは? それはあり得る。しかし、それとて近くのコンビニで暖をとって待てばいいだけの話。わざわざ職場から遠ざかる理屈にはならない。一杯引っかけた帰りに電車で居眠りをし、乗り越したと知って反射的に電車を飛び降りるなんてことは、昔はしょっちゅうやっていたが、その類か? いや、それだったら三島広小路駅で降りるはず。せっかく三島駅まで来て、なぜ2駅戻る必要がある? 

どうしても、三島田町から歩きたかったんだろうか。水辺の小径を歩きたかったんだろうか。なぜ山に登る? そこに山があるから。なぜ田町から歩く? そこに水辺の小径があるから。きっとそういうことなんだろうなあ。知らず知らずのうちに、体がそっちの方に吸い寄せられてしまうのだろう。それだけ三島の水辺の風景は、私にとって今や欠かせない存在になっているということなんだろうか。徒歩9,103歩。自転車72kcal 。

写真は、三島・楽寿園向かいの白滝公園を流れる桜川。この川は、富士山からの湧き水が水源となっている。職場へ向かう途中、蒸気霧(川霧)が立ち昇っているのを撮ったが、霧が薄くてよく分からないや。川霧を足に絡ませ橋渡る(あ)

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