いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

伊豆縦貫道の終点

腰を痛めた。昨日の朝からずっと痛くて、床に落とした物を拾うのにも、腰を屈めた途端にズキンと痛みが走る具合だった。勢い、背中を真っ直ぐ伸ばしたままゆっくりと蹲踞の姿勢を取らなくてはいけない。折しも昨日はテストの日。監督中、問題用紙や筆記具が机から落ちる度に蹲踞を強いられて難儀した。夕方には飲み会があって、こんな腰の塩梅(あんばい)で越乃寒梅を楽しく呑めるんかいなと案じたが、不思議なことに酒を呑んでいる間は全く痛みを感じなかった。この調子だったら次の日の孫の世話も大丈夫だと思っていたが、朝起きたら、やはり痛みはまだ残っていた。そりゃそうだ。グビッと呑ったらたちどころに腰痛が治ったなんて、そんなうまい話があるわけがない。

孫を小田原で拾って伊豆へ。伊豆縦貫道の終点がどこで、どこから有料道路になるのか、そのことが前々からずっと気になっていて、ようやく今日それを確かめることができた。普段は大場・函南インターチェンジで伊豆縦貫道を降りるところを、降りずにそのまま料金所まで車を走らせる。料金所は江間にあった。静岡県下最大規模の江間いちご狩りセンターの近くである。ところが、料金所を抜けたところから先が大渋滞。それで、そこから2kmほど先の長岡インターで降りる予定を変更し、狩野川放水路沿いの道から海岸に出ることにした。海岸にはアオリイカ狙いの釣り人が数多く竿を出ていた。アオリイカは生アジを餌にするんだと、あやめ湯で知り合った人が言っていたのを思い出し、もしかしてどこかの磯にその人が立っているかもしれないと注意して見たが、それらしい人は見当たらなかった。

せっかく海へ出たから、ここのアジの干物を買って食べてみようか、スーパーよりは高いけどと言って、カミさんに内浦漁協直売所の話をしたら、そうね、子どもたちも魚は好きだし、では今日の晩ご飯は焼き魚にしましょう、ということになった。で、いつも行く100円ショップに寄らなかったことで、孫たちはブーイングの嵐。それが家に着くまでグチグチと続く。じいじとばあばが好き勝手に魚屋さんに寄ったから、僕たちだって好き勝手なことをするからね、って巧みに論点をすり替えるあたり、子どもとてなかなか侮れない。生意気なことを言うな、そういうのを我がままと言うのだと、指導を一本入れてはおいたが…。徒歩1,293歩。

写真は、お気に入りのぬいぐるみの家を完成させてご満悦の孫。この少し前まで孫娘は、うまくできないとベエベエ泣いていた。カミさんと泣く子と地頭には勝てぬ(あ)

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