いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

茅ヶ崎で3人の忘年会

この前、伊豆の家に遊びに来てくれた茅ヶ崎の呑兵衛仲間と忘年会。忘年会といってもたったの3人だけだけど。

伊豆に泊まった翌朝、伊豆長岡駅で2人を見送ったときに、じゃあ今度は茅ヶ崎でね、と誘われたその日が今日。そのときスケジュールに待ち合わせ時間を入れるのを忘れてしまい、あれ5時だったっけ、6時だったっけと、携帯電話で聞こうとしたが相手は電話に出ない。昼から1時間おきに三度かけたがすべて空振り。メッセージにも反応なし。今度は茅ヶ崎でと誘ってくれたその人は、毎日スポーツジムに通って体を鍛えている人で、私が電話をかけた時間は、ちょうどジムで汗を流している最中だったのかもしれない。いずれにしろ待ち合わせ時間の確認が取れなかったので、早い方の5時に合わせて三島から電車に乗る。

茅ヶ崎に着いたのが午後4時半前。そこでようやく連絡が入って、待ち合わせは6時と判明。判明したはいいが、6時までまだ1時間半もある。図書館にでも行って時間を潰しといてよ、と言うので、そうすることにした。

最初の一軒目は、魚料理を主とした京風の居酒屋。こざっぱりとして落ち着いた雰囲気の店で、今年開店したばかりだという。我々は掘り炬燵のある四畳半ほどの広さの座敷に案内された。メニューの中から興味をそそる珍品を数種頼んで、まずは乾杯。牡蠣の天ぷらも旨かったが、鮟鱇の煮込みが、これまたとろける旨さ。要するに呑めば何でも旨いってことで、二軒目。

二軒目は、一軒目の店から100メートルほど駅に戻ったところにある。スポーツジムで知り合った人が働いている店で、安いので若者に人気があるという。店内に入ると、果たして若者が男グループと女グループとにテーブルを分け、それぞれ20人程度でガヤガヤやっていた。店内は西部劇に出てきそうな装飾で、懐かしのジュークボックスなんかも置いてある。飲み物は、飲みたいのを勝手にガラスの冷蔵庫から取り出してくる仕組み。世界各国のいろんなビールがずらり並んでいて目移りしてしまう。私はその中から冷酒を選んでカウンターに腰掛ける。ビールの林に混ざって、なぜか冷酒が2本だけおいてあったのだ。つまみは300円と500円。オーソドックスなつまみが多いけれど、ピザが500円なのは、どうしたって安いでしょう。最近、淡路島カレーをメニューに加えたと聞き、ならばと注文してみる。これとて680円。私の舌にはやや甘く感じたが、手軽な一人晩飯としてはいいかもしれない。いい店を紹介してもらいました。徒歩12,924歩。自転車51kcal。

写真は、茅ヶ崎のダイニングバー「マジカル」の入口。どう見ても非常階段としか思えない。これ、雪が降った日なんか危ないんじゃないの? ってカウンターの女性に訊いたら、雪の日は、マスターがやかんのお湯をかけて溶かしてくれるんですって。なるほど、見えないところで努力なさっているんですね。ちなみに私は、雪の夜に酔っ払って階段から足を滑らせて骨折した人を二人知っている。そう言ったら、隣の呑兵衛仲間曰わく、それはあんたじゃないの? いえいえ、私はこれまで仕事で骨を折ったことはあっても、階段で骨折したことはありませんから。飲み放題骨粗鬆症って言ってみな(あ)

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