いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

風呂屋の往復で稼ぐ歩数

いつもコメントをくれる呑兵衛の友から指摘されて、昨日の歩数が1万7000歩を越えていたことに気づいた。普段よりはずいぶん多めに歩いたなという感触は脚に残ったけれど、具体的数値はさほど気にとめていなかった。改めて指摘されてみて、そうか、そんなに歩いたんだと、少し自分を褒めたくなった。

歩数がぐんと増えたのは、バイクが動かなくなったせい。これまで風呂屋へ行くのにほとんどバイクを使っていた。何といっても帰りの坂がきついから。平坦な道を歩いても急坂を上っても、歩数計に弾かれる数値が同じなのであれば、歩数を家の周辺の散歩で稼いで、その後でバイクで風呂屋へ行く方が楽ちんだものね。歩数計の数値に表れない消費カロリーを考慮すれば、バイクを使わない方がいいに決まっているのだけれど、一端、楽を知った体はなかなか負荷を受け入れない。ついついバイクに頼る生活が続いていた。

それが、バイクが故障したことで、当面の移動にはもっぱら自転車を使わざるを得なくなった。ところが、昨日は生憎の雨。雨の場合は、自転車に乗らずに歩くことになる。別に風呂屋へ行くのをあきらめて、家の内風呂で我慢する手もあったが、体を芯から温めたい気持ちが勝った。風呂屋は、あやめ湯か長岡南浴場か迷ったが、長岡南浴場の回数券がだいぶ残っていたので、そちらにした。家から徒歩45分の距離。これは、かつて勤めていた横浜の職場から相鉄の最寄り駅まで歩く距離と、偶然にもピタリ一致する。この往復のおかげで1万7000歩という数値が弾き出されたのでした。

午後3時過ぎ、秦野の帰りに大場の病院で定期検診。今日は大混雑で、履くスリッパを切らしてしまうほどだった。このところ、毎回行く度に通院者が増えているような気がする。これ、ほとんどが糖尿病の人。今や成人国民の半数は糖尿病ではないかと思われるくらい増え続けている。で、今回の検査結果も前回同様に良好と出た。しかし、これで治療の終了とはならない。言っては何だが、何か病気をダシに揺すられている気がしないでもない。徒歩9,660歩。自転車91kcal。

写真は、左内神社の鳥居。大場駅から病院まで行く途中にある。三嶋大社から延びる旧下田街道の東側、つまり大社から見て左手にあったのが、明治19年の火災で現在地に遷座したという。御殿川を隔てた西側に、源頼朝が源氏再興の大願をかけて大社に百日参籠する道すがら、たびたび立ち寄ったという右内神社がある。頼朝の銀杏黄金の雨に染む(あ)

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