いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

薪ストーブの出番

朝5時半に家を出る。まだ夜が明け切らない真っ暗な中を、自転車で伊豆長岡駅に向かう。急坂も闇が残ったままで、自転車のライトだけでは路面の凸凹がよく見えない。見えないながらスピードを緩めず滑走したら、マンホールの際にタイヤを取られ、一瞬ヒヤリとした。ハンドルを握る手もかじかんで、そろそろ手袋せずには駅まで持たない季節になったことを実感。そんな季節になっても、なお稲刈りを終えていない田圃がモヒカン刈りのように残っている伊豆って、何?

ストーブの煙突掃除をしなくてはと思いながら、せずに今日まで来てしまった。掃除用具は既に買って用意してある。あとはやる気だけなのだが、このやる気がなかなか起きない。煙突を取り外すのと、それをまた元に戻すのが面倒くさいのである。更に、使い出してから1シーズンしか経っていないし、煤もそんなには溜まっていないだろうという都合のいい推測も手伝って、これまでうっちゃったままにしておいた。そうこうするうちにストーブの出番がやってきて、今週、伊豆へ来てから3夜連続でストーブを焚いている。そして、昨日からいよいよ大割りの薪を燃やし始めた。小割りの薪で熾(おき)を作り、その上にゴロリと大割りの薪をくべる。大割りはさすがに太く、ストーブの口の幅ギリギリである。これ1本で30分は持っただろうか。針葉樹は火持ちが悪いとはよく言われるところだが、どうしてどうして、1本で30分持てば御の字だ。これを投入すれば、しばらくは飲みに専念できる。昨日1本、今日1本、このペースならば車庫に積んだ薪で、今シーズンは持ち堪えられそうだ。8,000歩(おっ、ジャスト)。

写真は、大割りの杉の薪が赤々と燃えるストーブ。大割りとは、丸太を4分の1に割った大きさの薪のこと。針葉樹はパッと火がついてパッと燃え尽きるので、主に焚き付け用に使われるが、これくらいの太さになると火持ちもだいぶよくなる。いやぁ、薪ストーブは暖かくていいわぁ。隙間だらけの家でも、あっという間にぬぐだまる。明日も冷え込みそうだし、明日はこの上でおでん鍋でもやるか。よう来たのおでん鍋でもつつこうや(あ)

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