いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

いつまでも教え子と恩師

いずぃなり20141118

朝、駿豆線三島二日町駅から乗り込んだ高校生が、電車内で中学時代の恩師と偶然出会い、懐かしそうに話している場面に出くわした。高校生はきちんとした敬語を使い、恩師は、かつてそうであったと同じように、莞爾(かんじ)として笑いながら優しく受け答えていた。当たり前だけど、この教え子と恩師の関係は、親と子の関係のように、きっと幾つになっても続くのでしょう。そう思うと、教えることの重みと怖さを改めて感じざるを得ない。そして、いつかどこかで教え子に会うとしたら、今日の電車の出会いのように、できればお互い笑顔で会いたいと思ったことだった。

昼を、学食で摂る。時計は12時半を回っていたが、幸運にもAランチが残っていた。ランチメニューは、特A、A、Bの3種類があって、12時半ともなれば大抵全て売り切れ状態となるのだが、今日は珍しくありつくことができた。が、盆に載せられたおかずを見て、なぜAランチだけ残っていたかが分かった。それは、ひじきの混ざった豆腐の塊のようなものに緩い餡がかかっただけの、これで430円はいかがなものかと思わせるもの。ガラスケースに入っているメニューの写真をもっとよく見るんだった。

帰りは、大仁の図書館で少し暖を取ってから帰ろうと思って、狩野川の土手を走った。すると、図書館の少し先の橋の下で鮎釣りをしている人の姿が見えた。鮎釣りの風景の今年の見納めにと、写真を5枚ほど撮る。撮っている間にも随分釣り上がっていた。見ていると鮎釣りも手軽そうなんだけどなあ。敷居が高すぎて、まだまだ手を出せないでいる。

土手を離れ、図書館で1時間ほど読み物をして帰路に就く。9,044歩。

写真は、狩野川で鮎釣りをしている人。風呂屋へ行くときにいつも渡る橋の、一つ修善寺寄りの橋の下に4人ほど入っていた。他の川は10月で鮎釣りは終了となるが、狩野川は11月まで楽しめる。橋の上からは、川床のごろた石に群れる鮎が、時折キラリと銀色に体を光らせているのが見下ろせる。魚影は濃いようだ。落ち鮎の幾本の竿逃れ切る(あ)

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