いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫娘の誕生日

小田原で孫の世話。カミさんに言われ、今朝になって今日が下の孫娘の誕生日であることに気づいた。しまった、プレゼントを何も用意していない。現地のどこかの店に連れて行って本人に選ばせればいいかと思って、ひとまず小田原に向かう。

小田原の栢山までは、西湘バイパスを使えば藤沢から1時間とかからない。家の目の前の新湘南バイパスを使えばもっと時間を短縮できるのに、カミさんは新湘南を走りたがらない。コンビニでコーヒーを買うより安上がりだと思うのだが、なぜかコンビニの方を選ぶ。その感覚が私にはよく分からない。

小田原に着いたら孫たちは朝食中で、パパは玄関に仕事のバッグを置いていつでも出られる用意をいた。それより前に、ママはもう仕事に出かけている。孫と並んでパパに行ってらっしゃいを言い、リビングのソファーに深々と腰掛ける。孫たちは2階に上がって仲良く遊びだした。カミさんは台所に立ちながら、あれがない、これはどうした、この家は何がどこにあるのかさっぱり分からないと、ぶつくさ言っている。そのうち2階から孫娘が泣きながら下りてきた。大切な人形を、お兄ちゃんが意地悪して隠したと言う。そら始まった、と思ったら、すぐさま上に引き返し、今泣いたカラスがもう笑っている。子どもって本当に面白いねえ。

2階の遊びに飽いたあたりで、孫たちを近所の諏訪の原公園に連れて行く。やや雲が多めの秋空だっが、時折差す日差しが柔らかく、吹く風も気持ちよかった。カミさんが孫娘とバースデーケーキの材料を買いに行っている間に、芝生の広場でお兄ちゃんとサッカーボールを蹴る。お兄ちゃんはキック力がだいぶついてきた。勢いこっちもついつい力んでキックする。次に1対1をしたが、足がもつれて思うようにボールコントロールができない。しまいにはボールの上に乗っかって自ら転倒するありさま。情けないったらありゃしない。でも、久々にサッカーボールに触り、いい汗をかいて気持ちよかった。

公園から戻り、孫娘はカミさんとケーキ作り、お兄ちゃんは自分が座る椅子作り。じいじはそれを見守るだけ。電動ドリルはまだ使えないけれど、ノコギリはぎこちないながらもなんとか引けるようになった。そうそう、何でも自分でやろうとするのがいいね。きちんと後片付けができるともっといいね。

夕方は、自作のケーキにロウソクを6本立てて、ハッピーバースデー。イチゴのたっぷり入ったケーキ、旨かったよ。ご馳走さま。結局、孫娘への誕生日プレゼントは、じいじの俄か手作り椅子となりました。3,451歩。

写真は、大山を遠くに見晴るかす県立おだわら諏訪の原公園。爽やかな秋晴れの下、多くの家族連れが憩いのひと時を過ごしていました。行く秋や丹沢の山襞の濃き(あ)

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