いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

今年初めての薪ストーブ

深夜、風が強く吹いた。隣家の増築工事の屋根に覆い被せたビニールシートが強風にあおられてバタバタ音を立てていた。多少耳に障るところもあったが、そのせいで寝られないというほどでもなかった。一方、こちらの新しい秘密基地に張られた透明ビニールは、夜中にトイレに入るときに様子を見てみたが、たるみを生じることもなく至って堅固。どうしてどうして、108円もなかなか侮れない。よし、これで透明ビニールをもう一枚隣に張り足せば、引き戸への雨の吹き込みは完全にシャットアウトできるぞ。
昨日は雨が降った割には意外と暖かかったが、今朝は風こそやんだものの、だいぶ冷え込んだ。それで、今年最初の薪ストーブの出番となった。焚き付け用の薪を5本ほどまとめてストーブに突っ込み、ガスバーナーで点火する。薪はたちどころにメラメラ燃え、真っ赤な熾(おき)があっという間にできあがる。そこへどんどん薪を足すと、たちまち部屋は暖気に包まれた。火付きのよいのが針葉樹の薪の唯一の利点。難点は、すぐに燃え尽き煤(すす)が多く出ること。そうそう、煤といえば、道具がなくて、まだ一度も煙突掃除をやっていなかった。この前、ホームセンターに行ったら薪が積んであったから、近くに掃除用グッズも置いてあるだろう。本格的な冬将軍がやってくる前に、早めに煙突掃除をしておかなくてはいけないな。
薪ストーブには一年中、大谷石を載せてある。その石で、昨日のうちにカミさんが握っておいたおにぎりを焼いた。帰りの車中で摂る朝食だ。今日は湘南国際マラソンがあって、孫たちを小田原まで連れ帰るには支障ないが、その後の藤沢までの国道1号線の混み具合が予想つかない。カミさんは午後から仕事があるため、遅くとも正午前には家に着きたい。そこで、伊豆の家を朝7時に出て、朝食を車中で摂ることにしたわけだ。焼おにぎりは、時間がなくて片面しか焼けなかったが、それでも垂らした醤油の焦げ加減がほどよく、孫たちにも好評でした。
問題の国道1号線の上りは心配していた渋滞は全くなく、あっけないほどすんなりと来て、10時前には家に着いていました。5,528歩。
写真は、孫にしてやられた穴だらけの障子。いえね、私も幼い頃はやりましたよ、指に唾付けてプスっと。でも、これはちとやりすぎだべさ。障子穴指で数えて秋夜長(あ)

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