いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

サイクルスポーツセンターで孫と

孫のリクエストに答えて、日本サイクルスポーツセンターへ行く。前は確か、「修善寺サイクルスポーツセンターと言っていたように思うが、いつの間にか名称が変わっていた。修善寺町伊豆市に統合され、地名が変更になったときから今の呼び名になったのかもしれない。

サイクルスポーツセンターへは、これまで何度も孫を連れて行く機会があったのだが、この手の施設の大嫌いなカミさんのオーケーがなかなかもらえなかった。金がパラパラ飛んで行くという言い方をして、孫を連れて行きたがらなかった。それが、どういう風の吹き回しか、今回は許可が下りた。孫娘の強い声に、いよいよ重い腰を上げざるを得なかったといったところか。

実は、孫たちがサイクルスポーツセンターへ行くのは今日が初めてではない。以前に何度も家族で出かけている。今年8月の伊豆長岡花火大会の翌日も、サイクルスポーツセンターで遊んでから小田原に帰ったと言っていた。だから、孫たちにとっては勝手知ったる庭みたいなもので、どこに行けば何に乗れるというのをちゃんと知っている。朝方、体が重いと言って食事をほとんど摂らなかったお兄ちゃんも、ゲートを通るやいなや、競走馬のごとく走り出した。そして、「おもしろ自転車」のチケット売り場前に立ってカミさんの財布の到着を待つ。子どもは少しくらい体の調子が悪くたって、遊びとなれば立ちどころにそれ用のモードに切り替わるのだから大したものだ。そう、遊ぶときは真剣に遊ぶべし。

「おもしろ自転車」を終えて、次にメリーゴーランドに乗る。くるくる回転し木馬が上下するだけの遊技のどこが面白いのかさっぱり分からない。と思うのは童心を忘れた大人の発想。乗っている子どもが楽しそうにピースなんかしているから、まあいいか。いえいえ、お兄ちゃんは楽しそうじゃないぞ。顔が下を向いている。仕方なく妹に付き合っている感じだ。なんか様子が変。果たして、円盤から降りてきたお兄ちゃんの額に手を当ててみると、熱っぽい。風邪を引かせてしまったようだ。自販機で飲み物を買って少し休ませるが、ぐったりと地べたに座り込む様子を見て、後のお楽しみを後日に残してそのまま急いで家に帰って来た。氷枕をして寝かせ、小田原に連絡して早めに連れて帰る。帰りの車中ではお兄ちゃんがずっと寝ていたために、ケンカ相手をなくした妹もやがてじいじの腕を枕におとなしく寝てしまった。早く元気になってね、お兄ちゃん。また遊ぼ。4,140歩。

写真は、日本サイクルスポーツセンターの「おもしろ自転車」で遊ぶ孫。制限時間の30分はあっという間に過ぎ、孫たちはかなり不満のようだった。天高し脇目もふらず前を見ろ(あ)

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