いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫娘の運動会

孫娘の運動会の応援に駆り出されて小田原まで行く。カミさんは仕事で不参加。上の孫が幼稚園のときは一度も応援に行ったことがなかったが、なぜか今回だけ娘から声がかかった。これまではもっぱら、近くに住む向こうのご両親が応援に行かれていたようだが、今回は行けない事情ができたらしい。
幼稚園には9時過ぎに着いた。門の入口で、孫娘が作ったバッジを受け取ってくれという話だったが、門には腕章をつけたスタッフが一人立っているだけで、手作りバッジはもらえなかった。着く時間が遅かったのかもしれない。応援席に回ったら、ビデオカメラを手にしたパパが私を見つけて合図をくれた。運動場ではちょうど園児の入場行進が始まるところだった。
ママから手作りバッジを受け取る。黄緑色の折り紙で柿の形を作り(これは柿だと、皆で昼食を囲んだときに孫娘が教えてくれた)、表に「○○のじいじ」とマジックペンで力強く書いてある。どんな思いでこれを作り、どんな思いでこれを書いたんだろう。これを渡したいがために私に声をかけてくれたんだと思った途端、知らず熱いものがこみ上げてきて、空模様を気にするふうにして天を見上げた。いかん、いかん、最近どうも涙もろくなってきた。
競技は遊戯の延長みたいなものばかりで、見ていて退屈だろうと最初は思っていた。ところが、いざ競技が始まってみると、これがなかなか面白い。くす玉割りでは、玉を投げても投げても一向に割れず、園長先生が玉をぶつけられながらカッターナイフで切り込みを入れていくシーンもあり、そういうのも含めて全体的に楽しむことができた。見せ場はやはりリレーだろうか。バトンには投げ輪を使い、紅白二組に分かれて全員がバトンをつなぐ。応援席も総立ちで、トラックにせり出さんばかりに声援を送る。順位がどんどん入れ替わり、そのたびに頑張れ頑張れの大合唱。半周遅れをとっていた子が猛スピードで追い抜いたりすると、喝采の嵐が降り注ぐ。いやあ、リレーって、どの年代でも見ていて心躍るものがありますね。6,553歩。
写真は、幼稚園の運動会の様子。応援席は、開始1時間前には既に前列が埋まっていたとか。会場丸ごとちびっ子たちへの熱い声援にあふれていました。尊徳の教え歌うや天高し(あ)
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