いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

屋根が台風に間に合った

朝、雨に降られる前に、昨日打ち残したビスをまず真っ先に打とうと思っていたら、雨は未明から既に降り出していた。押入れからポンチョを取り出し、高見盛ふうによっしゃと軽く気合を入れて着込む。幸い風がなく、雨の降りもさほど強くはなかったので、屋根の下まで吹き込まれずに済んだ。何はともあれ、雨風が強くなる前にビスを全部打ってしまおうと思ったが、昨日ビスを打ったときに屋根がビリビリ震えていたのが気にかかり、最初に屋根を支える補強材を打ち付けることにした。残っていた垂木をノコギリで斜めに切ったが、これが、例によって当てずっぽうの寸法取りなので、ぴたっと収まらない。カンナで削ってみるが、なかなかうまくいかない。根気よくカンナで削っていけばいずれうまく収まってくれるのだろうが、そんな悠長なことをしていていつ雨風が強まるとも限らない。そこで再びノコギリを手にして、切りすぎて寸足らずにならないように気をつけながら慎重に切り口を削っていく。そこへ更にカンナをかける。それを数回重ねてようやくぴたり当てはまる支えを補強することができた。思いの外手こずりました。
屋根がビリビリしなくなったところで、次にビス打ちに取りかかる。足を滑らせて脚立から落ちないよう気をつけながら慎重に行う。波板の山の全部にドリルで穴を空けておいて、その穴にビスを立ててカナヅチで打っていく。最初にドリルで穴を空けるやり方はネットで学んだ。おかげで作業がとてもスムーズに運んだ。
自分では当たり前だと思っていることも、知らない人からすれば宝の知恵と感じることは世の中にはたくさんある。会ったことがない人でも、ネットを通じて、持ちつ持たれつ、与え与えられの関係ができるような社会になった。分からないところは互いに助け合うといった相互扶助の精神がこれから益ます拡がっていくことを願う。と同時に、私自身も人から受け取るだけでなく、人に与えられる何かを持てるようになれたらいいと思う。4,017歩。
写真は、残っていた垂木を使って屋根の支えを補強したところ。これでビスを打ち付けるときにビリビリ震えていた屋根が落ち着いた。それにしても、隣家の庭は手入れが行き届いているなあ。逆にこちらは全く手入れしないから草茫々だ。雑草のごとき人生草茫々(あ)
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