いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

静浦港の堤防

午後、久しぶりに静浦港に行ってきた。そろそろ秋の釣り物で賑わっている頃と踏んだが、釣れている人はほとんどいなかった。去年の今頃は、40cm級の大サバを釣り上げている人もいたと思ったが、もしかしたら、もう少し先の時期だったかもしれない。

祭日ということもあって、堤防には家族連れが多かった。若いカップルの二人連れも何組かいた。最近は釣りもデートの対象になっているらしい。昔は、そんなことは考えられなかった。時代は変われば変わるものだ。

静浦港の堤防は全長500mほどもある巨大な堤防で、優に100人は入れる。今日もそれに近い数は入っていたのではないだろうか。仕掛けはほとんどがロケットかご天秤。これでウキを遠くへ飛ばしアジ、サバ、ソーダガツオ、マダイ、イナダを狙う。私は、このロケットかご天秤とやらを使ったことがない。投げウキならば自分で作ったのを何本か持っていて、実際そのウキでクロダイを釣ったことがある。場所は大磯港。9月19日の夕まずめだった。釣った日を覚えているのは、その日が次男の誕生日だったから。あのときの魚信(あたり)の感触は今も忘れない。型は30cmに達しなかったが、強烈な引きだった。

そう、私はクロダイをやりたいのだ。あの、強烈な引きをもう一度味わいたい。ウキがスッと海中に吸い込まれ、クッと合わせた竿先が弓形にしなり、グググッと強烈な引きが来る。あれですよ、あれ。全身をしびれさせるあの感触がクロダイ釣りの醍醐味なのだ。2,434歩。

写真は、沼津の静浦港の堤防。秋分の日ということもあって家族連れが多かった。釣れずともよしパパと僕天高し(あ)

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