いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

三島の夏まつり

伊豆から三島へ出勤。朝、伊豆長岡駅で切符を買おうとしたら、「三島夏祭往復割引乗車券」があるのを知った。三島夏祭が開催される今日から17日までの三日間限定で、三島広小路三島田町伊豆長岡の往復運賃を、通常640円のところを530円に割引くという。実は私、今朝、出遅れて、普段は三島田町駅から職場まで歩くところを、三島駅まで乗って行くつもりでいた。なんだ、そんな割安な切符があるんだったら使わない手はないと思い、いつものように三島田町で降りることにした。職場には遅刻するかもしれないが、ここは一つ、夏祭に免じて勘弁してもらおうという勝手な腹積もり。で、電車に乗って考えた。三島広小路までの運賃は終点三島と同じだから往復640円だけど、三島田町だったら往復540円のはず。ということは530円の割引乗車券は、三島田町を使った場合は10円安いだけじゃないか。大してお得でもなかったな。だったら、三島広小路まで乗ればよかった。それは、三島田町で電車を降りてから気づいたことだった。
三島田町駅からいつもの道をとことこ歩いて旧東海道に出る。すると、右の三島大社方面にも左の三島広小路方面にも、道路の両側に開店準備をする屋台がずらりと並んでいた。屋台の数が半端ではない。広小路から大社までの道が屋台で埋め尽くされるとしたら、平塚の七夕祭を凌ぐ数になるのではないか。これは仕事の帰りに是非とも歩いてみねばなるまい。
というわけで、帰りは広小路から大社まで、屋台の立ち並ぶ通りを歩いた。昔ながらの金魚すくい、綿あめ、焼きそば、お好み焼き、りんご飴…。そういえば幼い頃、10円玉を握りしめて縁日に出かけ、あれにしようかこれにしようか散々迷った挙句、結局、金魚すくいを選び、出目金を追っかけすぎて惨敗したことがあったっけ。半べそかいて家に帰ったら、母親が飴せんべいを買っておいてくれたんだったなあ。そんなことを懐かしく思い出しながら歩いていたら、いつの間にか三島大社に着いていた。17日の日曜は、職場の人たちがこの旧東海道をサンバを踊りながら練り歩くのだという。今年のお揃いのTシャツの色は黄色だそうだ。17日は孫の世話で見られない。う〜ん、見たかったなあ。いや、一緒に踊りたかったなあ。10,602歩。
写真は、三島夏祭り初日の様子。各町内を出発した山車が三島大社に集結したところ。揃いの浴衣にたすき、腰巻という出で立ちは、まさにねぶたの衣裳そのもの。山車軋む旧東海道誇らしく(あ)
f:id:jijiro:20140816031320j:plain