いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

スイカの試食

今週末を伊豆で孫と一緒に過ごしている。孫が伊豆に来るのは二ヶ月ぶりである。

カミさんの車で藤沢を出るときに小雨だった雨も、孫の家のある小田原に着く頃には止んでいた。それでも箱根新道に入ると再び雨模様となり、七曲り辺りからガスってきた。ヘッドライトを点けながらの箱根越えとなったが、雨もそんなに強い降りにならず、前を行く軽自動車が先導の役をしてくれたので、心細気だったカミさんも多少落ち着いて運転できたようだ。
三島の街中に下りると、こちらは曇り空で路面は濡れていなかった。三島塚原から今年二月に開通した伊豆縦貫道に乗る。大場・函南の出口まで約6kmの短い区間だが、この道路のおかげで下田街道の混雑を回避することができ、小田原から伊豆の家まで1時間ちょっとで着くようになった。
韮山の「らんち亭」で昼食の弁当を買う。ここの弁当はボリューム満点で、近所の韮山高校生もよく買いに来る。ただ、カミさんに言わせると、使っている油が良くないらしい。弁当のおかずは揚げ物が中心だから、多種の揚げ物に油を使い回しているのではないかとの分析だ。私は味覚が鈍いからさほどは感じないのだが。
弁当を車に積み込み、100円ショップで孫のおもちゃを買う。上の孫は相変わらず海賊がおびるような剣をねだるが、それを持ったら振り回すのは目にみえているから買い与えない。BB弾の拳銃も手錠も却下。いろいろ品定めした挙句に選んだのが、スマートボールの素材で作ったコンタクトレンズのようなもの。突起部分を凹ませて床に置くと、少し間をおいてポンと跳ぶ仕掛けらしい。下の孫娘は、お決まりの紙粘土。それに加えて今回はピンクと水色の模造紙を選んだ。模造紙で何か作るんだって。これを作るというはっきりした形はイメージとして持っていなくても、何か作れるかもしれないという発想は私と通じるところがあるかもしれない。
100円ショップを出たら雨が降り出した。カミさんは家に直行したかったようだが、昼まで1時間ほど時間があったので、修善寺サイクルスポーツセンター近くの野菜市場へ強引に誘った。行くのに渋っていたカミさんだったが、新鮮で量が多くて安い野菜がずらり並んでいる台を見るやいなや、あら安い、これも安いと、たちまち買い物カゴは野菜で埋め尽くされていった。その間、孫たちは外のスイカ売り場の台に設けられた試食用のスイカを口に運んでいた。これが一度で済むはずがないと思っていたら、果たして両手に持ってパクパクやり始めたので、手を引っ張ってその場から引き剥がす。全く油断も隙もありゃしない。申し訳なくて、小玉スイカを1個買って帰ってきた。3,155歩。
写真は、店の外のスイカ売り場前で、してやったりのポーズをとる孫。 試食児にしてやられたりスイカ売り(あ)
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