いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

再び麺工房たいし

昼、三島広小路の「麺工房たいし」へ行く。前回食ったスープカレーの味をもう一度確かめたいという思いと、別のオリジナル料理、例えば「ホッケソースかつ丼」なども食ってみたいという気持ちもあった。

急な階段を上がり、突き当たりの木製ドアの前に立つ。どう見たって路地裏の雑居ビルだよなあ。夜は居酒屋になるというのだが、酔客が階段を踏み外したりしないだろうかと余計な心配をしてしまう。
ドアの横に画架が立てかけてあって、そこに定食メニューが書かれてあった。本日の定食は「チキンカツ」。う〜ん、どうしよう。ともかく中に入って決めようとドアを開ける。時計は午後1時を過ぎていて、ランチタイムの混雑が一段落した頃合いだったからか、客は一人もいなかった。奥さんに促されたテーブルに着く。前回座ったテーブルと同じだ。船室の窓のような小さな窓を背にして座る。この店にある唯一の窓だ。できれば奥の席に座って、違った角度から店の様子を見たかったのに、残念。
メニューを示され、今日のスープカレーはホタテが入っています、と言われた時点でスープカレーに決めた。前回来た時は春雨でしたね、と奥さんに言ったら、あれ、そうでしたっけ、と軽く外されてしまった。春雨なんて、そんなの入れたことあったかしら、といった風。メインとなる一品だけ毎回違う具材を使うらしい。その種類が、きっと覚えていないくらい多いのだろう。
ホタテのスープカレーが出来上がるまでアイスコーヒーを飲む。アイスコーヒーは、水やジュースを飲むときに使うような普通のコップに入ってきた。コーヒーポットの横に貼り紙があって、コーヒーはセルフサービスです、とある。自分で勝手に入れて飲んでいいのらしい。ワンコインで旨いスープカレーとアイスコーヒーを楽しめるなんて、こんな店はざらにあるものではない。どうして客は私一人なんだ。もっと客がいてもいいはずだ。と思っているところへ、ドアが開いて女性が一人入ってきた。その人もスープカレーを頼んでいた。そう、知る人はちゃんと知っている。
スープカレーの食べ方は、スープをスプーンで掬ってご飯にかけるか、ご飯をスプーンで掬ってスープに浸すか、ということがあるが、そんなもの、どっちだっていいじゃねえか。それぞれ好みで食えばいい。私は、前回は前者、今回は後者で試してみました。後者の方がカレーの辛味がまろやかに口に広がる感じかな。6,987歩。
写真は、「麺工房たいし」のワンコインメニュー。どんな料理が出てくるか楽しみなメニューが並ぶ。雷鳴の奇跡はなるかザックジャパン(あ)
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