いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

久々に孫と遊ぶ

久しぶりに孫と遊ぶ。7時過ぎに藤沢を出て小田原に向かい、8時半に孫の家に着いた。着いた途端に下の孫娘が飛び出して来て、「今、ペットを飼ってるんだ」と言う。えっ? ペット? 犬かな、猫かな、ハムスターかな。ペットと聞いてまず思ったのはそんなあたり。孫娘に手を引っ張られるままに家に入ると、玄関の三和土の隅に鳥籠が置いてあって、中にいたのは一羽のスズメ。どこかで弱って飛べなくなったのを拾ってきたのだろうか。心なしか元気なさそうだった。
この鳥籠のスズメを藤沢に持って行く行かないで一悶着。孫娘は持って行くといって聞かない。母親が止しなさいといっても、いやだ、持って行く、の一点張り。私が、藤沢の家には鳩が飛んで来るから、鳩が弱ったスズメを襲うかもしれないと言っても、ただ泣きじゃくるばかり。実際、藤沢のマンションは、どうした加減か、最近、ベランダの中にまで鳩が入り込むようになってきていた。ベランダにはランやアロエ、シソ、ゴーヤを植えているが、それらが鳩の好物とは思えない。大体、以前からそういう状態なのに、ここへ来てなぜ鳩が大胆にもベランダに舞い込んで来るようになったかが分からない。で、一頻り泣き続けていた孫娘ではあったが、泣き疲れたのか、そのうち静かになって素直に車に乗り込んだ。上の孫はというと、こちらはしっかりちゃっかり、クワガタムシの飼育ケースを手に抱え持っていた。
本来ならば、ここは、孫を伊豆へ連れて行くところであるが、明日22日(日)は「小田原ちびっ子マラソン大会」があって、孫二人はそれに参加するということもあり、今日一日、藤沢で孫の世話をすることになった。昼食を済ませ、上の孫はペットボトルで自動車作り、下の孫娘は粘土細工に取り組む。私は自動車作りの手伝い。使い切ったサランラップの芯をカッターで輪切りにし、水垢取りのスポンジを穴に詰めてダンボールを噛ませ、それに竹ひごを刺して車軸を作ってやる。こうして完成した手作りペットボトル車でしばらく遊ぶかと思ったら、完成したら見向きもせず、新たにダンボールハウス作りに取り掛かった。そこへ粘土細工に飽いた孫娘が合流し、リビングと続きの和室では俄かにダンボールハウス建設の競い合いとなった。これまで孫娘は、専ら上の孫の作ったダンボールハウスの訪問客の役を演じていたが、ここへ来て自分でも作ってみたいと思うようになったようだ。自分といっても半分は私が手を貸したんですけど。でも、自分から作りたいと思うようになったのはすばらしい。半年後は、一年後は、どんな成長を見せてくれるか。う〜ん、楽しみ、楽しみ。238歩(少な。いや、もっと動いているはず)。絵の中の笑顔に映る夏の夕(あ)
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