いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

馬入川の土手

朝8時半に平塚へ向かう。娘が平塚アリーナでバスケットの試合があるというので、そこまで孫を迎えに出る。待ち合わせの時間よりだいぶ早く着いたので、孫たちが到着するまで目の前の馬入側の土手を歩いてみた。寒の内だというのに、風は穏やかで、コートを着なくても済む暖かさだ。土手道を老若男女のジョギング姿が行ったり来たりしている。本当にジョギングする人が増えているんだなあ。そういえば、呑み友達のGさんが、今度の日曜は館山のフルマラソンを走るんだとか言っていたが、何よりの天候でようござんした。還暦を過ぎてもなお自己ベストをどんどん更新するんだから大したものです。

私がベルマーレの練習風景を眺めながら土手道を歩いているうちに、孫たちはいつの間にか到着していた。孫を乗せてそのまま藤沢に戻るつもりだったが、せっかくいい天気だし、しばらく土手で日向ぼっこをすることにした。孫娘の手を引いてもう一度土手に上ると、孫娘がいきなり走り出した。散歩に出るといつも抱っこをねだるのに、どうしたわけか今日は普段と勝手が違っていた。1月とは思えないポカポカ陽気と、絶え間なく行き交うジョギング姿に、小さい心も触発されたのだろうか。髪をなびかせ、どんどん走り去って行く。あれれ、あんなに遠くまで走って行って姿が見えなくなってしまった。姿が見えるところまで小走りで追いかけ出したら、孫娘がUターンして戻って来た。来たはいいが、足に靴を履いていない。靴どうしたの? と言ったら、エヘヘと笑って靴下のまま走って行った。走って行った少し先に靴がひっくり返っていた。
上の孫はというと、こっちはガンダムの模型を土手に立たせて悦に入っている。土手の下の河川敷ではベルマーレの選手たちがトレーニングに励んでいて、カミさんが、ほら、お兄さんたちがサッカーやってるよと水を向けても、一向に関心を寄せる気配がない。多分、娘も私とボール蹴りをさせるつもりでサッカーボールを持たせたのだろうが、本人は全くその気なし。ひたすらガンダムに戦いのポーズを取らせている。再びカミさんが、サッカーやらないの? と訊いたら、やらない、ときっぱり断られていた。
写真は食器棚の裏側。もう少し立体的に整理しないといけません。5,202歩。冬陽射し浴びてガンダム見得を切る(あ)
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