いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

溶岩プレートが割れた

先週の金曜日の夜、カミさんが「あたし、今度の日月とお休みだけど」と突然言い出す。孫を伊豆へ連れて行けるけど、という意味だ。こっちは孫の世話をしなくてはと思って金曜の夜に藤沢に戻って来たというのに、そういうことだったら土曜まで伊豆でのんびり過ごして、日曜の朝に直接小田原に向かっても良かったではないか。大体なんで金曜の夜に突然言い出すんだ、ということだが、これには私が月曜の朝早く三島に向かい、そのまま金曜の昼まで伊豆にいるということと、カミさんはカミさんで、木曜に横須賀の実母のところへ泊まりがけの介護に出向いて金曜に帰ってくるという事情がある。だから、カミさんから予定を告げられるのは金曜の夜しかないのだ。

というわけで、今日は藤沢から小田原へ行き、小田原から孫二人を連れて伊豆にやって来た。カミさんは、箱根峠の凍結路を何としても避けたいらしく、自ら敢えて東名高速道路を選んだ。途中、足柄SAでトイレ休憩。初めて利用するSAだが、その広さにびっくり。そして、ちょうど昼時ということもあってか、広大な駐車場の空きを探すのに苦労するくらいの混雑ぶりだった。そんな混雑を物ともせずに孫二人はおもちゃ売り場にまっしぐら。カミさんはトイレ行くと言ってその場を離れる。その間私が二人の孫を監視するのだが、趣向が異なる二人から眼を離さないでいるというのは至難の業である。いろいろ目移りするらしく一処に留まっていない。人混みに埋もれる度に慌てて探し回り、姿を見つけてホッとする。その繰り返し。トイレも混んでいるとみえてカミさんはなかなか戻ってこない。5分くらいして戻ってきたのだが、5分という時間をこんなに長く感じたことはなかった。

沼津インターで東名を降り、そのまま伊豆縦貫道に入る予定が沼津市街に出てしまった。出てしまった序に、久々に千本浜に寄ってみようとかとも思ったが、空腹の孫が騒ぎ出したので、伊豆の家に直行することにした。

孫は薪ストーブに興味津々。薪がめらめら燃え、ぱちぱち弾く音に目を輝かす。溶岩プレートで冷凍クレープと餅を焼いて孫に食べさせようとしたら、焼いているときに溶岩プレートがぱかんと割れてしまった。薪ストーブってすご〜い、石割っちゃった、と下の孫娘。いや、そうじゃないんだけど。いや、そうかもしれない。汚れを水で流して、濡らしたまま火にかけたのがいけなかったかなあ。1,969歩。薪燃ゆるその力もて石割れり(あ)

f:id:jijiro:20140113065810j:plain