いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

煙突が立った

朝一番で、半分の長さの煙突を買いに修善寺の大型ホームセンターへ行く。薪ストーブはここで買った。その時にいろんな煙突が棚にあったのを見ていたので、ここならきっと半分の長さの煙突があるだろうと期待していたのだが、残念ながら求める太さの煙突はなかった。店員に在庫を尋ねたら、棚にあるだけだと言う。煙突ってそんなに売れるものなのだろうか。かくなる上は、鋏で煙突を短く切ろうかと思い、工具売り場でステンレス用の鋏を探した。あることにはあったが、煙突の3倍ほどの値段がする。煙突を切るためだけに高い鋏を買うのも気が進まず、どうしてもダメだったら最後の手段として鋏を買うしかないかと、ダメ元で田京のホームセンターに寄って在庫を尋ねた。そうしたら、ここでもあるだけだと言われた。やはり鋏で切るしかないかと煙突売り場を立ち去ろうとした時、ステンレス煙突の隣のコーナーに、探していた太さと長さの煙突を見つけた。ステンレス製ではなく黒色の耐火煙突だが、値段はステンレスより400円高いだけ。鋏を買うよりはるかに安い。耐火だから、穴を開けた壁に通した煙突と差し替えれば、その方が却って安全だし、長さも煙突支持金具の届く範囲に収まってくれるかもしれない。

早速、家へ戻って耐火煙突を取り付けてみた。ううっ、やはり雨樋に当たる。しかたがない、雨樋を切るしかないか。切って煙突を屋根の上に伸ばすしかない。そう思って、2x4の端材を屋根の垂木に打ち付け、煙突支持金具をいちばん短い長さに固定して煙突を支えるようにした。梯子を降りて煙突の取り付け具合を見たら、おお、立っている。ぐらつかないで聳えている。しかも雨樋から期せずして10cmほど離れている。やや斜めなのはご愛嬌。煙を吐き出す本来の機能に影響はない。煙突の先端をアルミのベランダから伸ばした棒で支えれば、台風にだって耐えられる。パーゴラがなくなって寂しいけれど、パーゴラに支えられなくたって煙突は立派に立ってくれました。試し焚きも合格。やや強めの風が吹いていたが、逆流はしなかった。それにしても、廃材をちょっと燃やしただけなのに、暖気がぱっと部屋中に広がったときには、その薪ストーブのパワーに改めて感動しました。ありがとう。そして、お世話になります。11,066歩。煙突の煙ゆらめき富士の雲(あ)

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