いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

八畳間のテント

伊豆の八畳洋間の押入れに仕舞いこんであったテントを広げてみた。最初に勤めた職場で、あるところから戴いた一人用簡易テントである。今まで一度も開いたことがなく、30年もの間ずっと日の目を見ずにいたテント。孫の遊び道具にでもなればと伊豆に運んではいたが、今日、ようやくデビューを果たした。本来は外の庭に張るはずのところだが、朝から生憎の雨で、組み立ては八畳洋間となった。

張り終えたそばからテントの中に、お好みの玩具を手にダイビングした孫二人。テントの中で大人しくキャンプごっこをすると思いきや、上の孫がいきなり天井に頭突きを食らわした。テントがぐらりと揺れる。下の孫娘もそれに倣って頭突きを食らわそうとするが、如何せん背丈が足りず届かない。そのうちテントの側面に攻撃目標を移した。テントは荒波に揉まれる小舟のように、右に左にぐわんぐわん揺れる。テントに全体重を預け、転覆しそうになる。これが朝の六時半である。伊豆に来ると孫たちのテンションは朝から鯉の滝のぼりとなる。世話をする爺婆の血圧は一挙に鰻のぼりとなる。テントを張る時間をしくじった。昼にするべきだった。

絶対にカミさんから許可が下りないと思っていた木製デッキの設置が叶うことになった。業者は沼津の業者で、今日、大工に2階の部屋から設置場所を下見してもらった。工事は来週から入る予定。これだけは素人の手に負えないと諦めていた木製デッキも、いよいよその姿を見ることになりそうです。2,598歩。富士山は見る山登る山ならず(あ)

f:id:jijiro:20131104062420j:plain