いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

三島のねぶた手伝い(その2)

朝から断続的に雨が降る。ウィンドブレーカーの上にポンチョを着込み、バイクを大場の病院に走らせる。通院は月に一度になったにも拘らず、雨に降られたのはこれで三度目。かなりの確率だ。夏場は軽装備でもよかったが、冬に向かうこれからはそうもいかない。やはり、厚手のレインコートを用意しなくてはいかんだろう。釣り用のそれだと一石二鳥だな。よし、それにしよう。

午後4時半から三島のねぶたの手伝い。今週の月曜にお願いしておいた14番の針金5kgと徳用サイズのボンド2本が早速用意されていた。なかなかフットワークがいい。今日はヤマトタケルの顔面を作ったところで終了。明日は秦野へ出勤する日だが、勤めを終えたら三島へ向かう予定。みんなも気持ちが乗ってきた。

手伝い終えて帰る頃には雨も上がっていた。時刻は午後7時近く。駅南口に着いたら、次の駿豆線の発車まで12分ほど間があった。12分あれば一つ先の三島広小路駅まで歩けそうな気がして、不案内な夜道だったが歩いてみることにした。左に曲がれば駅に辿り着くだろう交差点で、右の道から出て来た会社帰り風の女性が私の前を横切った。かなりの早足である。きっとこの人は電車に間に合うように急いでいるのだろうと信じ込んで後に続いた。夜道の一人歩きの女性の後を歩く図は変に勘違いされると困るので、そうならないくらいの間隔で歩いた。ところが、間もなくして、右側の遠くから踏切の音が聞こえてきた。しまった、手前の交差点を右折するんだった。女性がすたすた歩くのに釣られて直進してしまった。女性は駅に急いでいると勝手に思い込んだ私が浅墓でした。

三島広小路駅に着いたら、切符の自動販売機の横に、なななんと、立ち飲み屋があった。嬉しくなって、私もちょいと一杯と思ったが、会話に耳を立てるとどうも地元の常連客ばかりのようで、中に割り込むだけの勇気はなかった。月影をコップに映し立ち飲み酒(あ)

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