いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

地元の秋祭り

午後から雨が降る予報だったので、雨が降ってくる前に散歩に出かけた。今日は辻堂方面。羽鳥山のバス通りから脇道へ入り、細い路地を通ってかつてNTTの社宅があった場所へ出る。車とかバイクではまず通らない道だ。万歩計の歩数を稼ごうと思うと遠回りも苦にならない。それにしても廃墟と化した旧NTT社宅は痛ましい。金網でぐるり囲まれた敷地は雑草が我儘に伸び放題で、建物の窓から覗く障子の破れも無惨だ。こういう景観がそのまま放置されているのは、あまりいい気がしない。狐狸が棲む、盗人が住む、しまいには引き取り手のない死体がゴロゴロなんて、羅生門の世界になってしまう。早く何とかして欲しいものだ。聞くところによると、この跡地には140戸もの戸建住宅が建つらしい。辻堂駅から歩いて10分もかからないし、駅周辺は今や大型ショッピング街となっているから、売出価格も相当なものになるんだろうなあ。一方、辻堂元町のパナソニックの跡地の方は既に区画工事が始まっていて、線路の向かいにある住宅展示場の人は、パナソニックの跡地は線路の海側だし、結構なお値段になると思いますよと二年ほど前に言っていた。生活の便を考慮すれば旧NTT跡地に分がある気もするが、まあ、いずれにしても、あっしには関わりのない話ということですじゃ。

旧NTT社宅前の信号を渡り、そのまま辻堂駅前ビルに入っているツタヤを覗いてみようと歩いていたら、途中の明治市民センターの広場からミニSLの汽笛の音が聞こえてきた。ものはついでと立ち寄ったら、秋祭りが行われていた。地元子供会の囃子、陶芸クラブの作品、綿菓子、焼きそばの模擬店を一廻りしたところで雨がパラパラ落ちてきた。そうしたら、それまで1パック200円で売られていた焼きそばが一気に半額の100円になった。ちょうど焼きそばでも食おうかと思ってテントの前に並びかけたところでの半額値下げ。タイミングが良すぎます。秋雲や伝統つなぐ笛太鼓(あ)

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