いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

Movesというアプリ

このところの酒の席で必ずと言っていいほど健康のことが話題になる。アラカンの年回りになれば、誰でも一つや二つは病気を抱えているもので、自然にそちらの話題になるのは仕方がない。畢竟話の締め括りは「健康第一」に落ち着くわけで、それには歩くことが一番です、ということになる。今回、飲もうぜと声をかけてくれた人は、毎日欠かさず一万歩を目標に歩いていると言っていた。雨の日も風の日も歩くのだそうだ。御歳68歳、なかなか気合が入っている。

私も負けじと、いつもは自転車を使うところを歩いてみることにした。ちょうどいいタイミングでiPhoneのアプリにMovesという無料のアプリがあることを知り、早速ダウンロード。iPhoneをトレパンのポケットに入れて大庭の親水公園に向かう。途中、近所の小学校で行われていた運動会を覗いてみる。私の子ども達が通った学校だ。立て看板に創立110周年記念とある。昔からある古い小学校だくらいの認識しかなかったが、今年が110周年と知ってびっくり。校門横のポプラの大樹をしみじみ見つめ直した。

小学校を出て引地川沿を大和方面へ歩く。親水公園の桜並木の葉もだいぶ色づき、隣接の稲田では10人ほどが昔ながらに鎌で稲を刈っていた。何処かの施設が管理している田圃なのかもしれない。そうそう、昔は家族総出で、近所の手伝いも含めて10人くらいの人数で稲刈りしていたんだよなあ。思いがけず懐かしい風景と出会い、洟を垂らしながら野山を駆け回った小僧時代が蘇ってきた。

親水公園の切れたところから引き返し、家に着いてMovesの画面を見たら、8667歩と記録されていた。このアプリは単なる万歩計ではない。徒歩、自転車、電車、バス、立ち止まった場所など、自分のその日の行動が全て記録されるというスグレモノなのだ。凄いというか、ある意味怖いというか。まあ、私の場合、飲んだ帰り、どうやって帰ってきたか記憶が飛ぶことがよくあるので重宝かもしれない。カミさんにアリバイ工作ばれました(あ)

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