いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

大根を植える

先日、苦土石灰を混ぜて掘り返した菜園に畝を立てた。棒で溝を付けて大根の種を蒔いていく。本来ならばもう一週間ばかり寝かせておいてから種を蒔くところなのだろうが、折角孫が来ていることだし、孫に土いじりをさせてやろうと協力を頼んだ。後片付けの嫌いな孫たちもこういう作業は大好き。種の上にやさしく土を被せてちょうだいと言ったら、私がやると互いに自己主張して諍いの種を作る。こういう風な作業を嬉々としてやるのも、あと数年のことなんだろうなあ。せめて、ほんの一粒の種からあんな大きな大根に育つことを、いつまでも忘れないでいて欲しい。そんな願いをこめて、孫たちの土いじりを見守ったことだった。

伊豆からの帰り、三津シーパラダイスに寄る。規模としては、新江の島水族館に遥かに及ばないが、入館料はそこそこの値段である。お洒落な遊覧船も運行していて、それとのセットだと割安価格になると受付の人がPRしていたが、水族館だったら船底から海中の魚を覗けるくらいのサービスがあっても良い気がした。割安とはいっても、ただ船に乗るだけなら、それほど割安感は感じられない。アシカ、トド、イルカの30分のショーは結構楽しめた。孫たちも目を凝らして見ていた。

昼食は千本浜で握り飯を頬張る。結構な人出で、駐車場は満杯。アイスクリームを売る軽トラックにも行列ができていた。カミさんは、いいところねえ、水族館なんか行かないで最初からここへ来ればよかったとけち臭いことを言う。高めの入館料を財布から持っていかれたことがお気に召さなかったようだ。天高く飛沫を上げてトド落下(あ)

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