いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

帰りはヘトヘト

昨日の帰宅は夜8時を過ぎていた。三島市のマカロニ市場を出たのが午後3時半過ぎだから、延々4時間半も車に乗りっ放しだったわけだ。原因は、二度目の帰路に246号線を選んだことにある。下田街道から国道1号線に右折する入口は、午前の一度目よりずっと混んでいた。下田街道を高架で跨いでいる国道1号線の流れが止まっているのを見たカミさんが、全然走ってないよと言う。ノロノロ進んではいるのだが、一刻も早く藤沢に戻りたいカミさんには止まっているとしか見えないようだ。すると、2台前の車が痺れを切らしたかのように隣の直進レーンに車線変更した。ちょっと246号線を使ってみるかい? と提案したら、即決で左ウィンカーを出していた。こういう時のカミさんの決断は速い。彼岸の中日だから混んでいるかもしれない、と付け加えたが、車は既に直線車線を走っていた。この車線は三島駅の新幹線ガードを潜り抜け、日大三島高校前を通って246号線に出る。246号線に出るまでは順調に流れ、246号線に入ってからも流れは順調で、左に大きな富士山を眺めながらのドライブは、それなりに快適のはずだった。ところが、御殿場線の駿河小山駅を過ぎたところで渋滞に嵌ってしまった。そこから地獄の渋滞劇が伊勢原まで続く。その間、カミさんの繰り言が小止みなく繰り返されることになる。渋滞の中を運転し続けなければいけないカミさんにとっては劇この上ないが、愚痴を黙って聞き続ける助手席の悲劇も負けてはいない。やっとのことで家に着いたカミさんが一言、246は二度と使わない。

写真は、家の近くに飼われている山羊。秋の色が濃くなる中でのんびり草を食んでいる。そうだよなあ。人生、先急ぐことはないよな。のんびり行こうよ、のんびり。草食めば秋の風吹く山羊のひげ(あ)

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