いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

車窓からの富士

今朝は520分に伊豆の家を出て秦野に出勤。空気が一気に冷えて上着が欲しいくらいだ。普段着の長袖は伊豆にも用意してあるのだが、出勤用の上着はまだ用意していない。これまでは伊豆に寝泊まりした後は藤沢に戻るだけという生活スタイルだったが、今月9日から月曜勤務が加わったため、水曜に病院がない週は伊豆に月火と2泊し、水曜の朝に秦野に向かうようになった。そのための上着を用意しなくてはいけないと、今朝の冷え込みで思った。

駅へ急ぐ坂道から、今日も富士山がよく見えた。電車に乗ると、車窓からも朝日をいっぱいに浴びた富士山を見ることができた。伊豆箱根鉄道は三島駅に向かって北へ進んで行くので、ずうっと富士山を楽しむことができる。どこまでずうっとかというと、三島二日町駅の手前まで。それまで左前方に見えていた富士は、三島二日町駅の手前で運転席に隠れる。しばらく隠れたまま2駅ほど北進し、三島駅の手前のカーブで再び左側に姿を現す。この区間は、運転手が富士山を独占する形になる。遮るものがない線路の向こうに富士山が見える、はず。真正面に富士山を見ながら運転するのって、どんだけ幸せなんだ。

そういえば昨日、家の空気入れ替えに玄関ドアを開け放していたら、オニヤンマが家の中に入り込んできた。しかも2回も。同じオニヤンマかどうか知らない。オニヤンマは飛翔型のトンボで、ほぼ決まったコースを一定の速度で巡回するという。しかし、いくら何でも人家の内を飛行コースに組み入れる奴はいないだろう。ひたすら飛ぶ宿命を負わされたトンボがあるかと思えば、何かに摑まってじっと動かないトンボもいる。菜園の枯れたミニトマトを処分しようとしたら、茎の先にナツアカネが止まっていた。アキアカネは腹部だけ赤いが、ナツアカネは全身が赤い。写真を撮るのにiPadをかなり近づけても飛び去る気配がない。吹く風に羽でバランスをとりながらじっとしている。ミニトマトを取り払おうとしたが、今週はそのままにしておくことにした。枯れてなお立つ茎の上ナツアカネ(あ)

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