いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫の襲撃

朝、孫の呼鈴で起こされる。時計を見るとまだ7時。この時間はいつもなら起きている時間なのだが、昨夜はちと飲み過ぎた。宿酔に伴う頭痛などはないが、左手の人差し指と中指が痛みが走った。昨夜の帰りに自転車に乗っていて、バランスを崩して通りの擁壁に擦りつけたらしい。左手の人差し指と中指の第一関節周辺が結構深く抉れていた。擦りつけたシーンは何となくモヤっと覚えている。スローモーションで吸い込まれるように擁壁に倒れかかり、ああ、ぶつかる、ぶつかると思っているうちに本当にぶつかってしまった。ぶつかるというよりも、凭れかかるといった感じに近いかな。接触の瞬間って、本当にスローモーションになるんだよ。

寝ぼけ眼でよっこら起きようとしたところへ、孫がいきなり襲撃してきた。どうにも荒っぽい起こし方である。お陰で眠気が一気に吹っ飛んだ。カミさんが午後から仕事で、午後は二人の孫の世話を私一人でしなくてはいけない。それで、辻堂のテラスモールが混む前の午前中に買い物を済ませることにした。目指すは有隣堂。前々から買い与えたいと思っていた「ドラえもんふしぎのサイエンス」Vol.10が平積みされたコーナーへ連れていく。付録にティラノサウルスが埋め込まれた人造岩石が付いたやつである。これどうよ、と小学1年の孫に奨めたが、今ひとつ興味が湧かない風で、ぷいと玩具コーナーへ回ってしまった。恐竜に興味をもたせる作戦は見事失敗。ただ、移動していった玩具コーナーに「人体骨格模型キット」(学研)を見つけ、暗いところで光るんだって、と言ったら「光る」というところに反応を示した。骸骨だから気味悪がると思っていたが、意外にそうでもない。孫娘の方は、最初に手にした雑誌(付録にいろんなアクセサリーが付いたもの)を終始抱えて離さなかった。血こ流す指こ何ばした弥三郎(あ)

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