いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

職場健診の朝

職場の定期検診。そのつもりで昨晩9時以降は胃に何も入れなかったし、朝の採尿もした。それなのに、朝食をしっかり摂ってしまった。検診の受付の時に、「朝食は摂っていませんね」と尋ねられるまで、朝食を摂ってはいけないことに全く気づかなかった。明日は定期検診だと知りながら、前の晩にアルコールを嗜んだことはしょっちゅうあるが、検診当日の朝に、普通に食事を摂るなんてことはこれまで一度もなかった。採尿はしているのだし、今日は出だよと前もってカミさんに伝えてもある。どうして朝食抜きだということに気が回らなかったのだろう。思うにそれは、糖尿の薬を飲むことの方に意識が向かっていたからだろう。薬を飲んだらすぐ食事、という図式が最優先に意識されたのだ。

検診の受付の方に、それはいけませんね、注意書きにも書いてあるでしょう、きちんと読んで注意を守ってください、とでも言われるかと思ったが、あっさりと「はい、そうですか」と言われただけ。そして、数字の「2」が記入された採血用の3本の容器を示し、数字を指して私に確認を取った。数字の意味するところを尋ねようかとも思ったが、止めた。どうせ、約束を守れなかった人用くらいの意味だろう。でも、予めそれ用の容器が用意されてあるということは、私みたいなおっちょこちょいがそれなりにいるんだね。

最後に問診。聴診器を胸に当てられ、はい異状ないですね、特に問題ありません、ということで終了。いや、問題はあるでしょ、糖尿病なんだから。しかも、血液検査の結果も出ていないし。

憲法に無知蒙昧では済まされないご時世で、書店には数多くの憲法に関する本が並んでいる。一冊くらいは読んでおくべきだと思って手にした本が、井上哲夫著『明治憲法の真実』。明治維新から二十余年を経て世に現れる明治憲法の舞台裏を描く。日本のあるべき未来を、これだけの歳月をかけて、様々な人物が関わって作り上げた明治憲法。胸に熱いものが走ります。驟雨来て胸に流れる熱きもの(あ)

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