いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

田中山の西瓜

下の線路脇のコンビニまで朝の散歩。店内に入ってすぐの正面に、例によって田中山産の朝採れ野菜が並んでいる。昨日の買い物で西瓜を買い忘れていて、カミさんが、やたら西瓜、西瓜と言うので、何も無理して西瓜を喰わなきゃいけないということもあるまいと返したら、孫たちに西瓜割りをやらせたいのだと言う。それで、百均で棒まで用意していた。野生児どもに棒を与えたら何をしでかすか分からない、どんな棒だと見たら、水泳のプールに浮かんでいるコースロープフロートだった。こんなふにゃふにゃ棒じゃ腐った西瓜も割れないだろうと言ったら、遊びだからいいんだと言う。いや、よくない。遊びは真剣でなくてはいけない。棒は、それに相応しい廃材がしこたまある、先ずは西瓜だ、西瓜を用意しなくては、ということで、下のコンビニなら田中山西瓜を置いているだろうと読んで出かけた。そして読み通り、そこに西瓜はあった。あったはいいが、これが、店頭で見たことのないくらいの巨大なお化け西瓜。バスケットボールより遥かに大きい。当然のことながら、ぶら下げては帰れない。カミさんに電話して車で運んでもらった。アイスを食べ終わった孫たちが急坂を歩き通せるとは思えなかったし、加えて重いジャンボ西瓜を抱えて歩くなんてとんでもないこった。その西瓜、孫の親たちが仕事を済ませて伊豆に着いてから割ろうということで、それまで浴槽に水を張って冷やしておくことにした。水を流していたら、下の孫が、私も水浴びしたいと裸になり、浮かんだ西瓜とじゃれ出した。そこへ上の孫が加わる。綺麗、綺麗にしましょうね、なんて言いながら、スポンジにボディーソープをつけて西瓜を洗い出した。お陰で浴槽は泡だらけ、ボディーソープは使い切って空になる。ちょっと目を離した隙に、やられてしまいました。ママレモン入れて米研ぐそんな人(あ)

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