玄関に網戸を設置した。いや、戸じゃないな。ドアの開いたスペースを、単に網で覆っただけだから、う〜ん、なんて言えばいいんだろう。折りたたみ式三角柱網とでも言えばいいだろうか。要するに、そういう形のやつです。
積年の雨漏りでドロドロに朽ちていた押入れの戸が観音開き戸で、いずれどこかに再利用できるかもしれないと思って別の押入れに仕舞っておいた。その戸で網戸を作ることにした。ところが、何せ観音開き戸だから、1枚だと玄関の幅に満たないし、2枚繋げるとはみ出してしまう。強引に繋げて引き戸にする手もあったが、これだと玄関の幅に3分の1ほど食い込んでしまって宜しくない。どういう形に作るか決めかねながら、とりあえず表面を覆っているベニヤ板を剥がすことにした。ベニヤは両面ともボンドで頑丈に貼られてあって、剥がすのに意外に手こずった。次に鉋で残ったベニヤを削り落としていったが、これは、手にマメができるくらい大変だった。こういうDIY作業をする時は横着しないで作業手袋を着用するに限る。それで、鉋がけに午前中まるまる費やしてしまった。鉋をかけるのに外してあった蝶番を付け直して折りたたみに組む。蝶番を取り付けた反対側にそれぞれ網の端を画鋲で止めていく。こうして網の幅目一杯まで開くと三角柱の形に立てられる。見た目は不恰好だが、蚊や蜂の室内侵入を防げれば良いとした。但し、難点が一つ。上辺と下辺に緩い隙間ができるのだ。トカゲが賢ければ、その弱点を見逃さないだろう。蜘蛛が賢ければ、難なく食器棚の陰に身を潜めるだろう。やはり、抜本的に作り直さないといけないかな。蜘蛛嫌い焼津の半次は好きだけど(あ)
