いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ねぶた作り始まる

今年のねぶたづくりが始まる。皆さんねぶたづくりは初めてということで、初日の今日は針金細工の「いろは」から教えていった。まず、60cmほどの長さの針金を3本用意し、輪を作る。輪のクロスした部分をボンドを塗ったタコ糸で縛っていく。最初は多少ぎこちない手つきだったが、次第に要領を掴んできて、うまく縛れるようになっていった。次に紙貼り。本来ならば針金に直接ボンドを塗り、その上に奉書紙を張り付けていくのだが、市販されている奉書紙はべらぼうに高い。それで障子紙を代用する。しかし、障子紙は厚みがないので、どうしてもカーブの膨らみが奉書紙のように綺麗にはいかない。これは致し方がない。それでも何とか膨らみを出そうと、皆さん努力の甲斐あって、奉書紙に近い膨らみを出すことができた。うん、やればできる。基本をマスターしたところで、実際の形を作っていく。先ずは指が開いた手の形を針金で作り、それぞれの指の関節に当たる部分に小さい輪を結んでいく。次に輪の上と下に針金を通して結ぶ。これで1本の指が完成。以下、残り4本も同じ要領で作っていく。こうして手を作る班は輪を作る人とそれを結んでいく人と、自然に阿吽の呼吸の分業となるから面白い。一方、顔担当の班。こちらも本体を固定する人とそれに目と鼻と口の形を作っていく人と、2人1組で協同作業をしていく。いい感じです。そう、そういうふうに今のうちからバーツを作っておけば、夏休み明けは作業が楽になるからね。

伊豆の家の、かつてサンルームがあった所にパーゴラを作ろうと思っている。垂木の上に葦簀を乗せれば日除けになるし、隣家からの目隠しにもなる。一人でどれだけできるか分からないが、できる範囲でなんとかやってみようと思う。やれることやりたい今ぞ雲の峰(あ)

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