いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

私も、ねぶたバカ

採点を済ませ、職場前のバス停から14:07の秦野駅行きバスに乗る。いつもならそこから伊豆へ向かうのだが、明日、藤沢で運転免許更新の講習があるので今日は行くのを止めた。採点を終えて、少しばかり開放感があったので、相模大野経由で帰ることにした。海老名駅で降りて大和駅で乗り換えるのが時間的には早いのだが、運賃が相模大野経由よりも130円高い。電車に長い時間乗れて、しかも安い、と考えるのもへんてこりんだが、急ぐ旅でもないし、実際にどれくらいの時間がかかるか知りたくもあったので乗ってみた。相模大野駅で15:01の快速急行に乗って藤沢駅に着いたのが15:23。秦野駅から1時間弱だ。同じ時間に伊豆に向かうとしたら、田京駅に着くのが16:07で、こちらは2時間弱。何となく30分くらいの差かなと思っていたが、1時間の差があったんですね。乗り継ぎの待ち時間の合計が26分だから、この時間帯は効率が悪いってことだ。うまく接続すれば、大体30分程度の差ということになる。実際にはそうならないんだろうけど、気分的にはそんなに差はない感じだ。もたもたしていると、30分なんてあっという間に過ぎてしまうもんね。伊豆は意外に近いんです。

快速急行に乗り込んだ時点で藤沢のジュンク堂書店に行くと決めていた。そこに目当ての本があった。河合清子著『ねぶた祭ー”ねぶたバカ”たちの祭典』(角川oneテーマ21)だ。著者はてっきり青森出身の人かと思っていたが、全くの思い込みでした。著者は愛知県出身のノンフィクション作家。ねぶた祭に魅せられて10年来取材を重ねたのだそうだ。読んでみて、その鼻息の荒さが、いい意味で伝わってくる。なんか知らないけど血が騒ぐという感覚。うん、そうそう、とページを捲るごとに頷いてしまうのです。紛うなきあんたもわたしもねぶたバカ(あ)

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