いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

里山に憧れて

伊豆の家の修繕も、とりあえず大掛かりなところは終えたので、そろそろ本格的に書をやろうと思い、ヤフオクで硯箱に入ったセットを2000円で購入した。セットには半切用下敷がなかったので、書道用品店で見てみようと思った。以前、利用したことのある店で、藤沢市役所の近くにあったのだが、残念ながらその店はなくなっていた。それで、次に辻堂のテラスモールに入っているユザワヤに行ってみた。手芸用品は豊富にあるが、肝心の書道用品が見当たらない。ぐるり2周回ったが見つけられず。店員に尋ねたら、「縮小されましたが、4番の柱の陰になります」とのこと。言われて気づいた。確かに柱に大きな番号が書いてある。なるほど、来客に場所を案内するのに番号の掲示は便利に違いない。だけど何か味気ないなあ。4番の柱の陰に書道用品があることはあったが、町の文房具屋のそれと殆ど変わらないスペースに、学童向けの品しか置いていない。縮小されましたが、と店員は言ったが、縮小されすぎでしょう。勿論、半切用紙や下敷などあろうはずがない。隣は美術の画材があったが、これとて序に置いてあるといった印象。何だか心が寂しくなりました。

玉村豊男著『里山ビジネス』(集英社新書)を読む。「周囲の自然と折り合いをつけながらつつましく営む、日本人の生活の原点ともいえる里山の暮らし。その現代的なかたちを、生きたミュージアムとして示すこと」をコンセプトに長野県東御市でワイナリーとレストランを経営なさっています。思えば、こういうライフスタイルに憧れて、これまでいろいろな土地を見てきて、最終的に今の伊豆を選んだのでした。里山の倒木もまたあるがまま(あ)

f:id:jijiro:20130626055225j:plain