いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

狩野川の花火大会

いつもの共同浴場へ行ったら、玄関横に「伊豆の国花火大会」のチラシが置いてあった。それによると、8月1日(木)が大仁、一日飛んで3日(土)が韮山、4日(日)が伊豆長岡と花火大会が連夜続く。飛ばされた2日(金)は修善寺が会場で、修善寺伊豆の国市ではなく伊豆市だから、でもまあ隣の誼みで序に名前をいれておいてやるといった扱いになっている。ポイントを揃えて並べておいても一向に構わないと思うのだが、裏には観光協会同士の込み入った事情があるのかもしれない。だいたい両市の名称からして、互いに一歩も譲らないぞ感が露骨に出ているよね。花火はいずれも狩野川上空に打ち上げられるようで、伊豆の家のある高台からはすべての花火が見られるという。私はまだ伊豆の夏を経験していないのでよく分からないが、隣の家のオーナーが、先月お会いした時にそう仰っていた。それだけ各会場の距離が近いということなのでしょう。4連夜花火を見続けるのもあまりぞっとしない気がするが、見たくなけりゃ見ないで済むわけだから、こちらとしては特段どうということもない。ただ、音はどうにもならないだろうな。4夜続けてどっかんどっかんやられたら、さすがにうんざりするかもしれない。目は、見たくなければ目をつぶることができるけれど、耳はそうはいかない。聞きたくない時は手で耳を塞がなければいけない。耳に手を持っていかれると生ビールのジョッキが持てなくなる。そいつはまずい。生ビールをストローで呑むなんて、そんな呑み方、サッカー日本代表がブラジルに勝つくらいあり得ない。だめだ、だめだ、だめだ。せめて一夜だけでもいいから、誰か花火の音を消してくれ。あいたたた飛んで目に入る夏の虫(あ)

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