いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

湯沸器が壊れた

伊豆のぼろ家のガス湯沸器が壊れた。通院が2週に1回になって、今週は通院なしの週なので、大場駅で途中下車せずにそのまま田京駅で降りた。いつもの急坂をえっちらおっちら登る。今日はトランクに書道関係の大判の書籍を入れてきたので、かなりの重量になっている。引っ張る二の腕がプルプル痙攣しそうなくらい。左右の腕を取り替え取り替えゆっくり進む。恰も牛歩のごとき歩みだ。正に「歩き」ではなく「歩み」だ。病院のときはスーパーに寄って夕食(酒肴)の材料を買うので、それで手荷物が一つ増えることもあって、大抵はめげて駅前からタクシーに乗る。今日のトランクの重量はタクシーレベルだったが、毎回タクシーだと酒肴のレベル低下に直結するので、ここはぐっと堪えて、忍耐、健康、なんだ坂、こんな坂、肴のためなら、ええんやこ〜ら、じゃ。家に着いたら、先ず石段下の水道の元栓と車庫横のガスの元栓を開ける。家に入り、窓を開けて風を通す。それからトイレに入り水を流す。ここまではいつものパターン。で、今回は猫の額の菜園にミニトマトを植えてあったので、その育ち具合を見に外へ出た。すると、どこからかシャーシャー水の噴き出る音がする。音は台所と増築洋間に挟まれた屋外ガス湯沸器の管から出ていた。そして管の上には、前回来た時に洋間側の外壁に立てかけてあった廃材が横たわっていた。どうやらそいつが強風で倒れ、角が配管を直撃したらしい。水だけでなく湯も噴き出していた。水が出ると自動的にガスに点火する仕掛けなのだろうか。ともかく水道の元栓を閉めてガス会社に電話する。2時間ほどしてガス会社の人がやってきた。その人はガス使用の契約をしたときの人で、私のことを覚えていてくれた。テープをカッターで切ると、果たして中の配管が腐食していた。湯沸器そのものは20年以上前のもので、修理するにも部品がないという。となれば新品と交換するしかない。う〜ん、このタイミングでの出費は痛い。ああ、鮎竿が遠のいてゆく。年食えばガタがくるなりすべからく(あ)

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