いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

DVD「家族ゲーム」

先日の地方紙で、櫻井翔主演の連続テレビドラマ「家族ゲーム」を話題にしていた。かつて私がレンタルDVDで見たのは、森田芳光監督、松田優作主演の「家族ゲーム」。横一列に並んだ食卓シーンや、父親役の伊丹十三が目玉焼きの焼き加減にこだわりをみせるところが印象に残っている。flash画を描き始めたのもその頃だった。本を抱えて受験生の家に向かう家庭教師役の松田優作を描いた。映像を一時停止させて、その静止画をスクリーンキャプチャーして保存する。で、そいつをflashにコピペして、追加したレイヤーに輪郭を描き出していく。最後にバケツツールで色を付けるのだが、その時に線が繋がっていないと色が付かない。そんなこんなの基本操作を、あの頃は試行錯誤しながら一つひとつ覚えていったっけなあ。まだflashがマクロメディア社製で、バージョンは5が発売されたばかりだった。

松田優作の「家族ゲーム」をもう一度見たくなって、東海道線沿いにあるショッピングモールのレンタルビデオ店へ行った。家から早足で徒歩15分。早足ウオーキングは運動不足を意識して。旧作100円のコーナーで「家族ゲーム」を探したが、なかなか見つけられない。そこで売り場カウンターの女の人に検索してもらった。タイトルは? と訊くので「家族ゲーム」だと答える。テレビドラマのですか? と絞り込んできたので、松田優作のだと告げる。フジテレビのドラマは結構人気らしいな。少なくともこの女の人はテレビドラマを見ていると踏んだ。少々お待ちください、と言い残して棚の谷間に入っていった。ほどなくDVDを手に戻ってきた。これでよろしいでしょうか、と差し出したのは正しく目当てのDVD。棚の隅々まで探したはずなのに見つけられなかったのが悔しい。悔しいから、もう4本追加してワンコイン支払って帰ってきた。悔しくて余計借りちゃう気が知れぬ(あ)

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